東方同人誌感想とか書いてみよう 937冊目
よぬりめさんの『雨音が紡ぐ、』
魔理沙は霊夢に壊れた鍋を買いにいこう!と押されてしまい、一緒に鍋を買いに行く事に。そんな魔理沙が霊夢と一緒にきたお店は……。
れいまりいちゃいちゃもの、ではなくてちょっとシリアスめな話。一人じゃ来る勇気がないから都合よく霊夢を使ったんだろうなぁ、と思うと魔理沙の後ろめたさが感じられるし、それに深く突っ込まない霊夢も魔理沙の母親もまたいい人すぎて…。
少ない言葉や行動の中から魔理沙の真意を察して、最後の最後に”埋め合わせする事”とちょっとだけの言葉で語ろうとする霊夢と、それに対しても素っ気なく対応する(意味を分かってるはずなのに)魔理沙。ってのはいちゃいちゃするようなれいまりを見る時とはまた違う良さがあるよね。。
これだけの少ない言葉でこんな重苦しくなりそうな場所に二人で来られるんだなぁ……魔理沙は店を出た後霊夢に笑顔で応えたけどもきっと内心はすごい怖がっていたんやじゃないのかなぁ……霊夢と一緒に来たのは”自分にとってももう店から逃げ出せない状況”を作ってしまいたかったんじゃないのかな、とかね。