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東方同人誌感想とか書いてみよう 991冊目

贖罪モナトリアムさんの『きみのユメで待ってる』

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妹紅に恋してしまった菫子、でもはっきりと妹紅に伝えることも出来ないし、そもそも夢の中でしか会えない。それでももこすみは何度も邂逅して距離が縮まっていき……。

 

もこすみ本で菫子が妹紅に憧れて、恋して、段々と近づこうとしているのが分かるような作品。菫子が本当少女漫画の主人公みたい。ここまで菫子に懐かれ、好かれてるのにはっきり言われるまで気づかない妹紅の鈍感さ…まぁ長年まともな人達と付き合ってなかった気がするししょうがないかもしれない。

 

この本のいい所は単にもこすみの仲が良いところで終わるだけじゃなくて、きちんと”もこすみの別れ”まで描いているところ。夢の中ではっきりと別れをしたわけじゃなくて何も言わずに菫子の方が幻想郷にずっと来れなくなる。それで妹紅が菫子は………と察してからのもう1つの秘封倶楽部に繋げるところ。ここらへんはすごく切なくて好き。