東方同人誌感想とか書いてみよう 934冊目
ロングリバーさんの『忘憂に呑まれる』
紅魔館で開かれてるパーティー、そこでもお酒を呑んでいない咲夜さんに対して魔理沙(と萃香勇儀)はいつも以上にお酒を呑ませてしまう。案の定咲夜さんは酔っ払ってめんどくさい子になって……
べろんべろん咲夜さんを魔理沙が介抱する(ヘタレなので手を出せないでしょと周りに言われるところ好き)ゆるい雰囲気の前半も、魔理沙の言葉に泣き出してしまう咲夜さんが見られるシリアスめいた後半も好きだよ。
自分の感情の中でも泣く理由をはっきりと言葉として表現できない咲夜さん、たぶん普段他人から距離をとっていたのに魔理沙だけは同じような目線として見てくれて、それをいい事だと思っている。事を知ったからだと思う。たぶん。
魔理沙が震える理由は咲夜さんがそんな風になるところを自分に見せてくれたから……じゃないのかな…。たぶん。
普段は弱いところなんて見せそうにないのに2人きりになった途端お互いに弱々しくなるようなところは咲マリのいいところですよね。。
本の最後から続けた2ページ分がpixivに載せられているので、本を読んだらこっちも読むといいかも。やっぱりめんどくさいままの咲夜さん。