東方同人誌感想とか書いてみよう 1125冊目
AM:TIGERさんの『泥中の紫陽花は金色に光る』
魔理沙はアリスの前だけで泣き、アリスにだけキスをして、八卦炉無しで使える魔法の研究をしている。そんな魔理沙をひたすら観察しているような割と鈍感なアリス視点でのマリアリ話。
なんかアリスが最後まで鈍い子ですが、対比ですごく魔理沙が繊細に見えるマリアリ本。たった一つのものを追い求めるために頑張っていて、手に入れられそうになるのに、その事実にすら不安がって受け入れようとしなくて、そのせいで結局魔法が完成しないで泣き出すような弱々しい魔理沙の良さ。。
魔理沙の魔法が完成するのをアリスが助けるシーンは、アリスなりの告白の仕方、魔理沙なりの返答としてのシーンっぽくてすごい良いよ。まぁ最後のページを読むとやっぱりアリスは鈍感なままなんですけどね。。