東方同人誌感想とか書いてみよう 546冊目
空中セピアさんの『花、咲く頃に』
博麗神社にいるれいまり二人、霊夢はなにげなく魔理沙の髪の毛を触るもそれに対して魔理沙は…
空中セピアさんの作品は意味深な台詞、行動のようで、実はなんでもないような台詞、行動なんじゃないのか…?とも思える要素で出来ているし、そういった一場面、二場面くらいを切り取って深く話を進めないものが多いよね。こういった作風はかなり独特のものがある。肝心のところは描かない的な。
単純に額面通りの解釈も出来るし、他の解釈もあるんじゃないのかな?とも思えてくる作品の面白さ。
この作品も魔理沙が髪を霊夢に触られた事に過剰に反応した理由は”自分は霊夢を意識しているのに向こうはそれを全く意識してないのが癪にさわった”という解釈がたぶん普通なんだろうけども別にそこまで細かい魔理沙の心情が描かているわけじゃないしね。描かれているのはそれっぽい台詞と表面の行動だけ。