東方同人誌感想とか書いてみよう 998冊目

ふあん亭さんの『ナガレボシ』

自分の知らないうちに魔理沙が新聞を出していて、しかも文の新聞よりも読まれている事を知った文。それがどうにも納得出来ない文は紫の提案で魔理沙と新聞対決をする事になり…

ふあん亭の文マリ本。初期ふあん亭作品も傑作が多いけども、手に入れにくいものが多数だしまとめて出すなりしてくれないかな……。これも『ありがとうきりさめまりさ』と同じように魔理沙のかっこよさが出ているような作品。文の「私が本気を出せば……」という負け惜しみ台詞にすら「──お前　まさか今まで手ぇ抜いてたのか」で真面目に受け答えするところは生真面目さが出てると思う。勝負の結果を知ってからもそれを妨害したモブ天狗に対して真面目に怒るし、色々と初期ふあん亭の魔理沙はかっこよく描かれてて好き（この魔理沙のキャラ付けが変化していていったのは大体パチュアリのせいだと思う。あっちも好きだけどね）。