パルピテリアさんの『【enbryo】』
母親が身体を売っているところ、父親がそれを見て笑っていたところを見てしまった少女魔理沙。大人の複雑な事情など理解できるわけもなく、”汚い親みたいになりたくない!”みたいな事を親に言って家を飛び出してしまう。そして森にある廃屋で日々を過ごすも、そこへ来た男に………。
R18魔理沙本。
あんまりR18同人の感想を書かないのは自分が性的嗜好がばれるから……。ってのがありますし、そもそも最近はあまり買ってないし……。
でも、R18にしないと話が伝わらないようなものもあるよね、この魔理沙本だって”魔理沙が何故家を出て行ったか”を親たちの行為、魔理沙自身がされた行為を描いてこその本だと思うし。
魔理沙不憫すぎ……と思う一方でここまでされた子じゃないと一旦出た家に二度と戻らない子にはならないだろうなぁ…とも思う。最後で霊夢との出会いが描かれてるのに全然魔理沙が救われてる感じがしないのがまた……。一線を超えた魔理沙は決してまともな人間側には戻れないのでは。
あ、肝心な部分の感想書いてないや。魔理沙が割と理不尽にモブキャラにひどい目に遭わされるのが好きな人、なら好きだと思います。