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東方同人誌感想とか書いてみよう 130冊目

いよかん。さんの『宴に至る』

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「もういいかい?」

まあだだよ

 

 

人間達と”平和に”遊んでいた萃香を含めた鬼たち、しかしそれは鬼側の視点であって人間たちはそれにうんざりしていた。そして人間達はだまし討によって鬼の一人、酒呑童子を殺してしまう。ここから鬼と人間の齟齬がはっきりと表れ鬼は人間の元を去ろうとする。しかし萃香一名のみそれに反抗して遊びの続きをしようとする…。

 

萃夢想本。

これ読んで真っ先に諸星大二郎の「鎮守の森」(東方とは全然関係がない作品)を思い浮かべたのだけどもどうでしょう。「鎮守の森」は何百年も続く鬼ごっこの果てに一人取り残され鬼となる(ならない?)男の話、でこっちは鬼ごっこに取り残された萃香が長年の果てにようやく鬼ごっこを完結させる話。

鬼ごっこには”相手”が必要でその相手と遊びの続きをするために同胞とまで戦い、相手が再び現れるまで待つ萃香。この遊びの延長が萃夢想に繋がっていくんだろうなぁ。

 

と思ったもののそういや萃夢想をきちんとやりこんでない事に気づく。だって操作方法が緋想天と違うからやりづらくて…。