東方同人誌感想とか書いてみよう 78冊目

まるちらさんの『わたしまけましたわ』

相変わらず魔理沙に負け、門番として役に立ってないんじゃないかと思うめーりん。そこへ地底の鬼達がめーりんを攫いに来て…。

”なんで魔理沙に勝てないようなめーりんが門番をやっているのか”みたいな事をめーりんの口から吐露したような作品。

あまりパチュみりんみたいなカップリングを見ないもののこの『わたしまけましたわ』と

『いつかなのか』

はこのカップリングの傑作だと思う。

出版順としては『いつかなのか』の方が先なんだけどもこっちから読んだ方がすっきりするような気もする。めーりんがパチュリーの事を想う理由が短く明確に描かれていて、それでも決して届きそうにない…という感じ。

このパチュリーを想うめーりんという構図は『いつかなのか』で一線を越えるような行動に出るめーりんへの布石となっている気がする。