ゲームセンターでピンボール のハイスコアに挑む男の子な話。
最初は女の子に近づくためにハイスコアに挑んでいたのが、だんだんとハイスコアに挑むためにハイスコアに挑むこの感じ。ゲームをのめりこんでいる人達の界隈に身を投げた人ならわかってくると思う。この「わかる感じ」がすごい面白い。
ピンボールというあえて誰もやってなさそうな題材のゲームを選んでいるからこそなんか共感できる気がする。このゲーム界隈には汚い話は一切存在しなくて上手かろうが下手だろうが、最初は不純な動機だろうが最終的に「ゲームをするため」にみんな集まってわいわいやっているのを見るとこっちもたのしくなるよね。。余計な事を一切考えず何かにだけのめりこむ姿はきっと何だろうときれいでたのしい。。
『投資素人がFXで400万円損した話』
タイトルまんまの本、Kindle Unlimitedだとこの手の個人出版が読み放題プランに入っているのですごい手が出しやすい。
貯金が1000万あった著者が将来の不安からFXで資産を増やそうとした結果負けまくって精神を病んでいく顛末を書いた本で、1000万あったらいいでしょう 、それで400万損してもまだ残ってるからいいでしょう。。みたいにも思うけどたぶん本人にとってはそんな事ではないんでしょうねこういうの。。。
FXは株なんかと違って24時間動いているから常にチャートが動いているので気になっていってどんどん精神が………みたいなのはなかなかあれそう。。資産が増えるなら「寝ている間にお金が増えていく」だけど減るなら「寝ている間にお金が減っていく」だものねぇ。。まぁどんな種類であれFXはよっぽど余裕ないとやめた方がいいよねたぶん。。
『バイコヌール宇宙基地の廃墟』
ロシアの宇宙基地の廃墟の写真集。
正直自分には廃墟の魅力は全然わからない、それが廃墟になるまでの過程は一体何だったのか？みたいなのには興味あるけど大抵はそんなのを無視して中をみているだけだしねぇ。。。
だけどこれは一味違って宇宙基地の廃墟。表紙のスペースシャトルすら放棄して廃墟となっている。これはなんだか浪漫を感じるよね。日本じゃ絶対に現れないであろう廃墟だし、誰ももうメンテナンスすらしない宇宙船が放棄されているのを写真でみるだけですごい楽しめる。。なんか男の子ならこういう場所好きだよね？（偏見）みたいなのがこの写真集には詰まってる気がする。
つやつやおばけさんの『ワールド3』
女の子がころされて、秘封倶楽部のひとりの少女がそのせいで変わってしまって、秘封倶楽部もうひとりの少女は……
いろんな解釈ができる本で、全てはメリーの妄想で友達すら最初からいなかった…きっとこれはかわいそうなメリーさんのあたまの中の世界のお話。。。で済ませれば簡単だけども「これでお話は終わり」のページだけはメリーの文章でも蓮子の文章でもないと考えるとまた違った世界がいろいろ見えてきたりすると思う。。
夢の国は幻想郷の事で、少女がころされているのはきっと外の世界の話ではなく幻想郷の世界での話、そしてころしている人は蓮子、あるいは蓮子に取り憑いた何か（だかれ霊夢が退治しているようなページが存在する？）、もう取り憑かれた蓮子を救う事はメリーにはできなくてだから１人で出てきた感じの描写になっている。。ずっと幻想郷にいたので外の世界では行方不明扱いになっている＆やっと出てこれたという表現になっている。。とかそんな世界だと思ったり。。
最後の台詞はきっと読者に言っているメタ的な言葉。。
こんな解釈以外もいろいろとできそうでそういうの答えのない秘封倶楽部を楽しむ本だよ。。
これ読んだ人はどんな世界が他に見えましたかね。。？
TeamInazumaさんの『悪い女はセクシーだと思う。』
悪いセクシーな女になりたい影狼ちゃん、だけどなり方がわからずに他の草の根妖怪ネットワークの子達といろんなところに聞きに行く本。。
いろんなキャラのかわいさ、というかセクシーさというかそういうのが垣間見える本。だけども、結局何の飾り気もない男の子っぽい影狼ちゃんな姿が一番可愛く見えたりしないですか？こういうのって。。 自分だけ。。？ なんか結局素が一番いいよねみたいな。。
『風の雀吾』
知る人ぞ知るSF麻雀漫画がKindle Unlimitedにてタダで読めたりする。。。
超能力異能バトル麻雀漫画で、敵の能力も相手をころしたらそれで勝利、みたいなのが多い。。
声帯で超音振動を起こし、それで耳を破壊するどころか、音によって相手を廃人にまでして勝つ麻雀ってどんな麻雀なの。。。こんな相手ばかりとやってなぜ主人公は勝っていくの。。。ってところが壮大な伏線になっていたりする。。
最後には宇宙規模まで広がる壮大なスケールでもはやそこらへんの麻雀漫画以上にSFをやっている麻雀漫画ですよ。。。
