東方同人誌感想とか書いてみよう 824冊目
青色空域さんの『お姉さんは大変なのです(紅)』
さとりとレミリアは仲良く人狼をしたりして遊んでいるような関係。
そんな中で地底に敵が現れて協力して倒そうとするも、レミリアとさとりの間に齟齬が発生し、2人は別れてしまう。さとりは戦いで自分が倒れたあともそれに納得出来ず身体も回復してないのに1人でレミリアの紅魔館へ向かい……
シリーズもので3冊目っぽいけども、この巻だけでも読める構成のレミさと本。
レミリアとさとりが人狼をする冒頭がなんか好き。何回も同じように人狼で遊んでいるような描写もあって2人の仲の良さが感じられる。
こんな冒頭からの喧嘩別れみたいな感じ→さとりが紅魔館へ乗り込むところの戦闘シーンがかっこいい、というかさとり様強すぎる。どんな能力だろうと対抗できそうなレベルっぽく見えてしまう。まぁ一応作中ではレミリア>>さとりという事になっているけどね。あとがきに書いてあるように結局問題はあまり解決しないような着地点だけども、これがレミさとに一番ふさわしいような着地点にも思える。お互いをまず完全に受け入れるようなところ、がスタートみたいな…。
35ページに書いてある作者さんのさとり像がまた良い感じのイメージ。前の2冊も読んでみたい。