東方同人誌感想とか書いてみよう 610冊目
薬味さらいさんの『かえるのくに』
池で蛙を育て始めた諏訪子、蛙たちは諏訪子の力を受けて蛙の国を作り出し…。
蛙のしている事も結局は諏訪子を昔崇めていた人間たちと同じことで、また同じことが繰り返される…その過程を止めていない諏訪子は後悔しつつも久しぶりに”神様をしたこと”の満足感も出てきて…。って感じの話。雛と諏訪子の絡みのところの諏訪子がかなり可愛い。こういう諏訪子も描けるんだなぁって思ってしまった。
この本に限らず神事ネタってこの作者さん好きだよねたぶん、東方二次創作の中の枠組みで神事の部分に目をつけてそこから話を広げていくやり方は自分の好きなものとぴったしはまっているので毎回面白く読ませてもらってます。この作者さんが描く諏訪子像もかなり好きだしね。