東方同人誌感想とか書いてみよう 411冊目
感想の前に一言。犬と下僕の会さんの新刊情報がメロンブックスに出てる!
もう新刊が出ないのかと思ってたのでこれはすごい嬉しい。相変わらずマリアリ本っぽいしね。
というわけで411冊目は犬と下僕の会さんの『勝手に振動バット』
たぶん東方本ではこれ以来の新刊になるはず。これはアリスのドッペルゲンガーが発生して、それをなんとかするためにアリスと魔理沙とアリスのドッペルゲンガーでが今までの思い出の地を探すという話。
マリアリの仲が発展しているようで、そこまで近づいていないような…という絶妙なバランスのマリアリを描くのが犬と下僕の会さんの特徴だと思っていたものの手元にあるのを色々と読み返しつつこれを読むと、思ったより最初期の作品からかなりマリアリが進展しているのが感じられて良い…。
『そんなあなたにダマされて』あたりではお互いの感情をまったくぜんぜんはっきりと伝える事が出来なかったのに、これだとかなりはっきりと魔理沙はアリスに好きと伝えているし、アリスだって昔よりははっきりと魔理沙へ感情を伝えている。でも別に付き合うまではかなり遠くて…というのは最初の頃から全く変わっていないのが好き。