東方同人誌感想とか書いてみよう 161冊目
げるまにうむさんの『幻想の国のアリス』
あなたにとって私は
ただの便利なお人形?
魔理沙にとっての人形も
魔理沙にとっての私も
同じなのよどっちとも
都合のいいように
動かせればいい
特別な感情なんて持つわけがない
人形はただの道具だから
情がうつらないよう
利用するだけ
利用して
使えなくなったら
すぐ捨てるのが一番いい
週に何回かアリスの家に来る魔理沙。アリスがそんな魔理沙に思う感情の整理がつかない。そして魔理沙の言葉を聞いて…
魔理沙にとってアリスは”都合のいい人形として”見られているのか?自分はどうすれば良かったのか?みたいに悩むアリス。そんな時に青蛾と芳香の関係を見たりして、一つの結論みたいなのにたどり着く。
その結論が最後のアリスが魔理沙に言う台詞だと思う。自分がこれから魔理沙にどう接するかっていう告白とも魔理沙の意思を無視してるような告白の台詞でもあるとも思う。そしてこんな終わり方をするマリアリはどこか歪んでいるようでいいと思う。