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東方同人誌感想とか書いてみよう 58冊目

 徒歩二分さんの『ウソツキ』

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弾幕アマノジャク八日目でのこの台詞

 

 

「こら正邪やそろそろ返してくれないかい?残りの小槌の魔力を」「え? 何を言っているんですか?これからですよ、本当の下克上は」「うーん残念だけど……もう下克上は無理だよ我々は闘いに敗れたんだ」「そんな弱音を吐いて……大丈夫ですよこれだけの反則的な魔力があればいつだって幻想郷中の妖怪を支配下に置けますよ」

「いいんだいいんだ、もう一緒に降伏しよう幻想郷の妖怪達は敵対したりしない」

お言葉ですが……やなこった!誰が降伏なんかするもんか」

「ま、あんたならそう言うと思ったけどねならば、その魔力返して貰おうか!ちなみに反対するならば~本気で捕らえるようにみんなに伝えておいたよ命あっての物種じゃないかねぇ」

「どんな奴に命を狙われようともこんな素晴らしい力返す理由が無いな我が名は正邪生まれ持ってのアマノジャクだ!」

これを幻想郷に本気な勝負をかけている正邪をなんだかんだで心配しつつ、自分の言うことは聞かないだろうとわかっている針妙丸のシリアスな台詞のやりとりと見るか、弾幕ごっこという遊びの中でのゆるーいやりとりの台詞と見るかは二次創作などを見ると結構分かれているよね。個人的にはシリアスな台詞っていう解釈なんだけど。

この作品も弾幕アマノジャクをシリアスな作品としてとらえた同人。上記の針妙丸の台詞を正邪への嫉妬や心配など色々と入り混じった感情として解釈しているような。そして、針妙丸は正邪退治を紫に頼むもののその本心を見透かされた事を言われ…。

台詞よりも針妙丸の表情がいちいち印象的で言葉では現せないような針妙丸の複雑な感情が出ていていい。