東方同人誌感想とか書いてみよう 922冊目

青さんの『東方青帖　はつぞめ』

博麗神社に一人で過ごしている霊夢、もはやそれが当たり前になっているところにこの神社に子どもたちが探検にやってくる。霊夢を見ると1人（魔理沙）を残して子どもたちは逃げ出すも、残った1人（魔理沙）は霊夢に興味津々。人付き合いを初めから諦めている風だった霊夢の方も魔法を魔理沙に教えているうちに段々と心を開いていき…

東方青帖シリーズは大量に出ているし、一冊も読んだことない人にとってはタイトルと表紙だけでどんな話か判断するのは非常に難しい（たぶん）本でもあるので手にとってない人は結構多いと思います。いざ読んでみるとすごいいい百合漫画ではまると思うので、このさい軽く紹介してみよう……とちょっと前に記事を書いたものの全く反応がなくて虚しかったのでアクセス数もちょこちょこ増えた今また貼ってみます…いや、百合もの好きな人は本当好きなカップリング本で一冊読んでみるといいと思うよ……。

今回感想を書く『はつぞめ』なんか自分が好きなれいまり本20選くらいの中に入る本（てきとう）だけどもなかなか感想も見ないよね……『はつぞめ』で探すよりもこれが収録されている『再演』を探した方がいいかもしれない。

神社から出てこない、出ていけないと自分から扉を閉ざしているようなちょっとコミュ障っぽい霊夢が魔理沙に徐々に落とされていく過程を堪能できる本。魔理沙と最初に会った時はリボンすらしてなかった霊夢が二回目に会う時はリボンをつけるようになるところの可愛さ……。あと魔理沙の台詞１つ１つに対してぐるぐるぐるぐる物思いを巡らすようなめんどくささもまた良いよね……。