東方同人誌感想とか書いてみよう 779冊目
あんずの木さんの「恋をしました。」
新刊でいいカップリングの本を読むと古いカップリングの違う作者さんの本も読んで倍楽しみたくなるよね。やっぱり。
これもあやさな本。報われないあやはた前提のあやさなでもあったり。
文が好きなのに自分の気持ちをはっきりと形に出来ない。そんな早苗を二柱はそれぞれの形で後押ししていく。文の気持ちの方はほとんど描かれないけどもそれは描くまでもなく両想いで、それなのにお互い何も言えない…みたいな関係っぽい。
色々と葛藤した結果、早苗が早苗なりの言葉で告白するところで終わっていて、文の返事もはっきり描かれていないけれどもだからこそこの直後のあやさなを想像できる楽しみがある本。神奈子がすごい邪魔者な姑役になりそうな立ち回りなのがまた…。