東方同人誌感想とか書いてみよう 234冊目

ゆめかばんさん、白上さん家さん（サクサクジョナサンさん）の『diary』

 

ぐるり。ぐるり。ぐるり。ぐるり。

ぐるり。ぐるり。ぐるり。ぐるり。ぐるり。

ぐるり。ぐるり。ぐるり。ぐるり。ぐるり。ぐるり。

ぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐる
りぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐ
るりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるり
ぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐる
りぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐ
るりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるり
りぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐ
るりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるり
ぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐる
りぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐ
るりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるり
りぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐ
るりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるり
りぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐ
るりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるり
ぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるりぐるり

夢日記、以下ネタバレっぽいので反転

普通のノートの装填に普通っぽい文字で延々と筆者の見た夢についてが綴られていく。これ、”この書籍の形態だからこそ意味がある本”だと思う。

そして途中から蓮子の話になり、自分じゃない筆者の話になり…段々と筆者が壊れていく過程が綴られていく。この壊れていく過程の文章がすごいいいと思った。ノートに書いてある文章だからこそ文章の味が出ている。

”筆者はメリーで、メリーによる夢日記”という感じに進められるものの最後のページで

書いているのは蓮子（あるいは自分を蓮子と思い込んでいる誰か）という記述になる。そして無限ループっぽい記述へと続く…。舞台設定を全くと言っていいほど書いていないし解釈を読者に丸投げしているような作品なので色々と考えるのも野暮とは思うものの、

この筆者は”メリー≒蓮子”みたいになっていてひたすら二人の意識を繰り返しているのではって考えるとしっくり来るような気もする。多重人格者みたいな。あくまで自分の想像なので他に解釈がある人は聞いてみたい。

後ろにあるQRコードっぽいのを試しにかざしてみたところ”作者達のあとがき”のURLに辿り着けたのでやってない人はどうぞ。まぁあとがきを本の中に入れちゃうと野暮な本の気もするね。