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米沢嘉博記念図書館のC89見本誌閲覧サービスを使ってみた

コミケで集められるあの膨大な見本誌は一体どこへ流れているんだろう?とサークル参加した事がある人なら思った事はあるはず。ビッグサイトの地下にC1からの資料が全部保存されてる、とか誰かが冗談で言ってましたが。

さて、そんなC89の見本誌を閲覧出来るサービスを明治大学付属の米沢嘉博記念図書館ではをやってます。

 

 

あの時買い逃した本、委託がそもそもないような本をあとで読む事が可能な便利なサービス、なはずなんだけども個人的に”この閲覧サービスを利用してみた”っていう記事が1つも見つからなかったので自分でやってみた、という記事。

評論島の方はなかなか行けないのでこっちを利用してみた方が便利かなぁ…なんて。最近はBOOTHやZINで評論島のやつも割と売ってる気もしますが。以下簡単な説明。

 

必要なもの

・会員費(1日300円or1ヶ月2000円or1年6000円)

コミケ資料は1日では3サークル分まで、事前予約すれば10サークル分までの閲覧が可なので読みたいのが多い人は1ヶ月会員以上をお勧めします。あと当日だと長く待つ?みたい。当日長時間待ってもいいよって人なら1日会員でもいいのかもしれない…(ここらへんはよくわからない…)

とりあえずC90でも使うかもしれないし、他に読みたい資料もあるので自分は1年会員を選択、同人誌以外の漫画資料もある事だしね。特に最近のアメコミやバンドデシネは割と揃ってる気がします。

会員証を作るために当然身分証明書が必要です。

 

・100円玉

ロッカー使うのに必要。戻ってきます

 

・筆記用具&メモ帳

同人誌資料は複写不可なので一応ね。

 

簡単な利用の流れ

米沢嘉博記念図書館まで行って閲覧申し込み資料の申し込みをする(上にも書いたけど当日3サークル、事前申し込み10サークル分まで。冊数ではなくサークル単位での制限)

これはネットでもできるし、”ネットで事前閲覧申し込みをする→読みたい日に会員登録も同時にする”ってのもHP見る限りOKっぽい(自分はこのやり方をしてないけど…)

サークル情報に必要なものは”新刊の名前”ではなくて”サークルの参加スペース番号”なのでコミケカタログはほぼ必須かも、図書館にも置いてあるよ

メールor郵送で準備のお知らせが届きます。1週間後くらいには来るかな

1冊閲覧するのに100円かかりますが、1ヶ月or1年会員なら10サークル分まで無料で読めるので最初はあまり気にしないでガンガン使った方が得

あとは当日図書館に行って資料の閲覧をするだけ。ゆっくり読みましょう。試しに10サークル分全部申し込んだら18禁資料まで何も言わずに持ってきてくれたのでここらへんの制限はないみたい。さすが。

”C89新刊”ではなく”C89で見本誌を出した本”が全部読めるみたいね。

 

 

注意点

・通常の図書館と違い館外貸出&複写は不可、同人誌資料なので如何ともし難いところはあれども通常の資料と同じように一部分の複写くらいは認めて欲しいなぁ…と思ったりしなくもない。

 

・閲覧出来る同人誌はいまのところC89見本誌(と故米沢嘉博所蔵資料など一部)だけ。故米沢嘉博所蔵資料については100円出せばいつでも読める(藤子不二雄FCネオ・ユートピアがほぼ全部揃ってるみたいなのでこれもいつか読みたい)ものの、C89資料閲覧については期間制限があります(事前受付1/8~5/30 閲覧期間1/8~6/13)。

今後の展望(マンガ・アニメ・ゲームの総合ミュージアムが誕生!? 明治大学の構想とは | ダ・ヴィンチニュース)とかを見る限り将来的にはもっと本を読めるようにしたいはずだけども今はまぁね…米沢嘉博所蔵資料だけでこれみたいだものね…段ボール4137箱って。

・開館時間がめちゃくちゃ短い

www.meiji.ac.jp

平日(月・金のみ) 14:00-20:00
土・日・祝 12:00-18:00
休館日 火・水・木、年末年始、特別整理期間
※会員登録と閲覧・複写申込は閉館30分前まで受付けます。

(HPより) 

これは事前に予定たてとかないと無理だよ。人はいつも少ないからいいけどね。

 

・場所が非常にわかりづらい。

神保町、御茶ノ水のそばにあって。秋葉原からも1駅なので、このうちのどこかに寄ったついでに寄るってやり方も出来そうな施設なのだけども、とにかくメインの通りとは離れた場所にあるので適当に散策しててもあんなところ見つからないよ、って場所にある。一応Googleマップを貼っておきますので参考に。周りは本当普通のビルと学校しかないよ。

Google マップ

 

とまぁ使うにあたってはちょっとめんどくさいかなぁ、っていうシステム(特に時間がね…)ですが上手く使えば他の図書館にはない私立図書館独自の資料が読める。っていう利点があるので”あの新刊がどうしもて読みたいけど委託もない…”って人は是非利用してみたらいいと思います。

”コミケで買えなくてもあとでここで読める”ってのを知っておくだけで”買えなかった場合のあの悔しさ”が少しは紛れる。ってだけでも貴重ですよ。