東方同人誌感想とか書いてみよう 537冊目
ほわいとらいおんさんの『蓮子とあめだま』
蓮子がメリーとの出会いについて素敵な偶然、みたいな事を言うとメリーは……
表紙からは想像つかない蓮メリの闇を感じるような作品。元々こういう作風な作者さんなのかな?以下ネタバレなので反転。
蓮子が偶然だと思っていた事は全てメリーの能力で仕組まれた事で、蓮子の不思議な目の能力すらメリーによって与えられたものだった。そして蓮子はそれを夢、という歪な形で思い出してしまい…。
蓮子が偶然で素敵な出会いだと思っていたものがメリーによる気まぐれな好意、あるいは悪意によるものだと気づいてしまった結果だからこその最後のページだと思う。
あとこれ、最後はメリーは蓮子の記憶をいじってまた同じことを無限ループさせると思う。そんな能力が本当にメリーにあるのかはおいておいて、そう解釈した方がすっきりしないですか?(誰に言っているんだ)