東方同人誌感想とか書いてみよう 392冊目
ぼるしち定食さんの『大切なもの』
文はな。
ああ見えて
臆病なんだ
あいつが敬語を使うのは
仕事でしか話が
出来ないからさ。
日々の生活に退屈していたルーミアが文と出会いに写真に興味を持っていくような話。
ルーミアと文っていう珍しい組み合わせのシリアス本。
妖怪っていうよりはただの少女っぽいルーミアと、斜め上に構えている感じで人と深く付き合うのを避けてる文が写真を一緒に撮ったりする事で距離を近づけていくような感じ。というか文が心を開いていく感じかな。文ってちょっとつついたら素を出してくれそうな気がするよねやっぱり。
タイトルの『大切なもの』っていう意味のは最後にきちんと納得いく風に描かれてて好き。