東方同人誌感想とか書いてみよう 186冊目
ロケット燃料★21さんの『初恋クレイジー』
『夢じゃない』『花鳥風月』『さわって・変わって』『胸に咲いた黄色い花』『心の底から』『甘い手』『君無き世界』『It is shiftless』『Before become memories』『Memories』+描き下ろしの総集編。いろんなれいまりが詰まっている本でこのシチュ好きな人なら読んで損はないはず…って本。あと収録されているマリアリものも好き。
『夢じゃない』
でも
私は あなたの
その柔らかそうな
髪が
好きよ
霊夢の事が好きなのにそれをはっきりと言えない魔理沙、とそれを分かっていて魔理沙に平気で好きっていう霊夢。魔理沙が困るのを分かっていてああいう事言う霊夢っていいよね。
『花鳥風月』
何が言いたかったっていうと
あなたをボロボロにして
良いのは
私だけ、と
いうことよ
花映塚でのれいまりもの。小町との弾幕戦で苦戦している魔理沙を助けに入る霊夢。それがなんか気に入らない魔理沙。この人の描く霊夢って普段魔理沙をいじめていて常に優位に立っているような印象があるけどもたまにコミュ障みたいなところも見せるよね。
『さわって・変わって』
霊夢(あいつ)の
まわりには
いつも
誰かがいる…
私は──…それを見るのが嫌で…
そんな自分がもっと嫌いだ
たまには霊夢の方が来てくれないかな…と思う魔理沙。でも待ちきれなくていつものように博麗神社へ行こうとするも…。
『胸に咲いた黄色い花』
女同志でも
出来る方法は
あるらしいわよ♥
女同士でも出来る方法…を聞きに紅魔館、白玉楼、永遠亭などへ聞きにいくれいまり。やっぱり霊夢に魔理沙が振り回されている。
『心の底から』
かぐえーもの。輝夜と永琳の関係に疑問を抱いたうどんげが師匠に尋ねるもなんか最後は納得してしまう。そんな小品。
『甘い手』
ゆゆみょんもの。
幽々子の事が好きな感情を決していいだせないような妖夢。この二人って方向性が違うかもしれないけどどっちも天然だよねって話。
『It is shiftless』
紅い霧の異変を二人で解決しにきた霊夢と魔理沙、でも魔理沙は大して活躍出来ずに何しに来たのだろうと思ってしまう。そこにあった霊夢の真意は…
霊夢の不器用さがすごい出ててこの中のれいまりもので一番好きかも。あとこのレミリアがこの人の描いたレミリアの中で一番可愛いよね。
『君無き世界』
霊夢じゃ…くて
悪かった…わね
悪かったわね!!
霊夢じゃ
なくてっ……!!
どうして霊夢なの!?
私じゃ駄目なの!?
魔理沙の事が好き、でも魔理沙は霊夢の方ばかり見ていて決して自分の事を見てくれない。そんなアリスの話。この作品のアリスの台詞はマリアリ二次創作の中でもすごく上位にくる好きな台詞だったり。
『Before become memories』
好きな奴より
先に死ねるからな!
こっちは逆に仲が良いマリアリもの。最後まで人間でいる魔理沙とアリスってのもいいよね。
『Memories』
「がっこう」へ行きたい!という橙の希望を叶える紫。引率が藍でその他の人が巻き添え。みたいな。結構思いの丈をぶつけない登場人物が多い中、橙はそのまま他意なしで色々と言っていくところがいいよね。それでも映姫のフォローはしてないけど…
『初恋クレイジー』
あんたなんて
好きにならなきゃ
よかった!
色々と自分からやってきているのにいまだに煮えきらない態度を取っている魔理沙に業を煮やした霊夢は…。最後はきちんとれいまりもの。