Kindle Unlimitedで読める本、漫画の感想25冊目

 『暗号解読捜査官の憂鬱』

HIDE AND SEEK FBI暗号解読捜査官の憂鬱(WIRED Single Stories 001)

 軍の機密データに不正アクセスした何者かが、イラク戦争の極秘情報を持ち出した。
犯人はすぐさま逮捕されたが、盗んだデータを収めたCD-ROMの隠し場所が特定できない。
所有していた暗号を解読すべくFBIきっての敏腕が呼ばれるが、捜査は難航する。
犯人は幼少より「愚鈍」と呼ばれ続けてきた、少々ねじのゆるんだ軍曹だったというのに。
メンツにかけて暗号は解読されねばならない。FBI捜査官の前代未聞の苦闘が始まる。

 これあらすじだけでも読みたくなるよね？

小説なくて実話ですよこれ。エリートでもない人間の作った暗号ががんばってほぼほぼ解けたものの、最後の1つだけがどうしても解けない……その暗号のアルゴリズムとは……？という筋もオチも面白い。いやぁ暗号解こうとしている人たちにとっては面白いとは言ってられないでしょうけどね。

ページ数も短いしこの手の面白い話をまとめているwired single storiesは全部KindleUnlimiteで読める（はず）なので、加入者は暇つぶしに是非