東方外來韋編 弐の感想
今回も盛り沢山、そして相変わらず誤字が……。
東方外來韋編 Strange Creators of Outer World. 弐 (電撃ムックシリーズ)
- 作者: ZUN
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: ムック
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弐で一番良かったのはやっぱり各自機キャラと神主による紅魔郷~永夜抄までのクロスレビュー、全キャラに霊夢/魔理沙/咲夜/妖夢が点数とコメント をつけているとかすごい楽しいよねこれ。
こうやられると永夜抄咲夜のコメントも欲しくなってしまうよね。。
あと自分の知っている限りでは「こうやって一言コメントで各キャラについて語らせた二次創作」ってのは見たことがないので、先に誰かが書いてたなら面白かったかも……。
さて香霖堂2話も収録されてるんですが、これ致命的な誤字があるよね……
以下ネタバレなので反転。
「宇佐美菫子」となってなくてはいけない部分が「宇佐見蓮子」となってる誤字。
なんでこんな事になるのだろう。と考えてみると
・神主が間違えて「宇佐見蓮子」と変換して提出した原稿をそのままろくにチェックもせずに通した
・神主は「宇佐見菫子」と書いたのにろくに設定を知らない担当者が「宇佐見蓮子」と
直してしまった
・そもそも「宇佐見蓮子」表記で正しい、全ては神主のミスリード
一番下の可能性はまぁイラストを見ると……ほとんどありえない事が分かるので、上の2つのどちらかなんだろうけども、どっちにしろ編集の人が怠慢に見えちゃうんだよね。。
この香霖堂の単行本化なんて数年はされないんだろうし、こういうのこそ気をつけるべきなのにねぇ……。壱もそうだったけども気になってしょうがない誤字がちらほら見受けられるよね外來韋編って。。
あとこの香霖堂に「彼女が幻想郷に現れるようになったのは去年の今頃」、という記述があるので作中世界で1年以上が経過してる事がなんとなく分かったりもする。500歳だったキャラは501歳になってるんですね……。まぁあまり気にする事でもないね。。
他の部分は対談だったり、解説だったりあんまりちゃんと読んでないのでスルー。神主インタビューも中にはあるよ。
以下は収録されてる各漫画の感想、これが目的で買ってる感もある。
・火鳥(火鳥でできるもん!)さんの「永遠探偵かぐや」
永琳が説明した怪しい薬を悪戯に使ったてゐ、ただ他の人には犯人がわからなかったので犯人探しが始まって……。
てゐと妹紅の顔芸マンガ、タイトルページにある笑顔のてゐと最後の方のページにあるびびってるてゐのギャップがすごい。そして妹紅は完全にとばっちり。。
・相生青唯(ソライロテレフォン)さんの「きりなし一夜抄」
かぐもこ漫画。
輝夜の役割を無理やりさせられてる妹紅とそれを楽しんでる輝夜な話。どんないい話っぽくしても最終的にこうなるのはやっぱりかぐもこっぽい。。
・葉庭(葉庭の出店)さんの「妖怪の偏人」
紫を呼び出して遊ぶれいまり漫画。
特に大した用事がないのに紫を呼び出す→紫を割りとほっぽっといて遊ぶ。って感じのれいまりが可愛い。あとなんか同じような遊び仲間としては見られてない感じの紫はなんか可愛そうでもある。。でも妖怪だししょうがないね。。そして案の定遊び道具は放置。。
・水炊き(みずたたき)さんの「よろこびとパチュリー」
レミパチェ漫画。
本食い虫が魔力を得て強くなってしまったので、パチュリー達がそれを倒そうとする。。という話なんだけども、最後のページのレミパチェがべったりするコマに全部持っていかれる感じ。。パチュリーさんがあそこまでスキンシップを許すのはたぶんレミリアだけ。。のきがする。
・水中花火(ふすま喫茶)さんの「Lunatic昔語り」
新米巫女早苗さんの苦労話、というか他のみんなの自慢話。。。
やっぱり一番すごいのは霊夢さんだった。。というお話。
魔理沙……? 最初の方に1コマだけいるよ。。うん
・あらたとしひら(あらもーど)さんの「やってやれ幻想郷エクストリーム」
八雲一家4コマ
橙がかわいい。とにかく橙がかわいい。そんな4コマです。
・あずまあや(azmaya)さんの「庭師妖夢がんばる!」
庭師として妖夢なお話。
お花いっぱいのところに囲まれる幽々子、という少女チックな絵が見られたりする漫画。まぁ妖夢が割りと天然なところに持ってかれてる気がしなくもないけど。。
華扇と妖夢と珍しい組み合わせも巻末おまけ漫画で読めたりします。。
次はきっと花映塚以降のクロスレビューが収録されるだろうし、それは楽しみ。萃夢想もやってほしいよね。。