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トランスジェンダーの人のために「男の身体の人でも女子トイレを使えるようにします」←これはおかしいのか否か #targetboycott

たまには時事ネタでも話題にしようと思います。日本語記事があまりないけども、この話題を漁っていくと「何がいったい正しいのか?」を踏絵として使われている感があるような話題。

 

とりあえず日本語記事の紹介

あんまりまとまっていないまとめ。

 

アメリカの小売店大手であるターゲットが「トランスジェンダーの人のために自分の性自認の方でトイレを使えるようにします」と発表(Continuing to Stand for Inclusivity

これに反発した保守団体がボイコット運動と反対署名を展開。規模が少数ならさして話題にはならない事だったろうけども、ネットでの反対署名が100万を突破(AFA.net - Sign the Boycott Target Pledge!

Target boycott petition surpasses a million signatures - The Washington Post)、Twitter上で#targetboycottタグが出来て散々語り尽くされる(さすがに今は収まってますが)

保守団体側が「トランスジェンダーでもなんでもない男の人」をわざと女子トイレに送り込むなどの行動に出る(Group Sending Men to Women's Restrooms To Challenge Target)。

「そもそもネットで100万人の署名なんて適当に集計してるでしょ?」、「ボイコット運動している人たちは無知なだけ」、(Are 1 Million People Really Boycotting Target? Probably Not - The Daily BeastEditorial: Target boycott is a product of fear, ignorance)。とのボイコット運動否定派による記事や「この方針に否定的なテキサス州司法長官がターゲットに性犯罪者への対策や、子供達への保護対策はどうなっているのかターゲットに質問状を送る」(EXCLUSIVE: Texas raises stink over Target's transgender bathrooms | Fox News)という感じでボイコット運動を肯定的に見ているような記事が出るなど、いろんなニュースサイトでボイコット運動否定/肯定の立場からこの騒動が取り上げられる事に。検索すればもっと出てくるよ。

 

 じゃあもう全部のトイレをどの性別の人でも使えるようにすればいいじゃん。って自分はなってしまうわけですが、日本みたいに狭い国なら「どちらの性でも普通に使えるトイレ、誰も違和感を持ってないトイレ」があるけども大きな国だとそれがないのかも…と思うと。うーん。。ってなるよね。

 

 

「性的少数者が女子トイレを使えるように出来る」事に反対派の人はこの風刺絵みたいな事を懸念している事なんだろうけど。。。これは案外一理あるようでないようなだよね…

 現実に「性的少数者のフリをして、女子トイレで性犯罪」を起こした事例は一件も起きてないじゃん。って反論がありますが、それって「今まで性的少数者が女子トイレを使えてこなかったから」であって、データとして反論要素に出すのはちょっときついよね。そもそも「見ただけでは、その人がトランスジェンダーなんだか変態なんだかトランスジェンダー兼変態なんだか分からない」って事から反対派の人達は反対しているわけで、この理論はやっぱり反論として使うには弱い。と思います。

 

「現実に存在するか分からないような変態の性犯罪者について考えるよりも、現実に存在するトランスジェンダーの人たちの事を考えて意見すべき」みたいな理屈の方がまだ理にかなっている気がする。このトイレ方針に反対している人たちは肝心の「トランスジェンダー」の人たちについて何も見ていないような気もするしね。反対署名はそれなりに集まっているけどもこのボイコット運動を冷ややかな目で見ている人達のがきっと多いはずだよ。

 

この問題は、たぶんこの先「性的少数者を差別する人で、すごく過激な行為でそれに対抗する人」か「性的少数者のふりをした性犯罪者」のどちらかが本当に出てくるんだと思う。それのせいでたぶんがらっと意見が変わってしまう。。ような問題だと思うんだけど皆はどうでしょう。自分は「誰でも使えるトイレを設置して啓蒙していく」以外に解決方法はないと思ってるけど。。

 

・参考記事