東方同人誌感想とか書いてみよう 1037冊目
Personal Colorさんの『人間、十六夜咲夜』
咲夜のある噂を耳にした魔理沙は”あいつって本当に人間?”とパチュリーに聞くも、”そんなの本人に聞けばいいでしょう?”と言われてしまう。
魔理沙は本人に聞く前に他の人に咲夜について聞きまわり…
魔理沙が知らない咲夜さん、を魔理沙がどんどんと知っていくような構成の咲夜さん本。かつ咲マリ本だと思う。
人間らしい咲夜さんが他人の口を通して語られるという事は、本人は決してそれを見せてなかったという事でそこはすごい咲夜さんの不器用さが出ている気もする。。それでいても仲良さそうにする咲夜さんと魔理沙がまた良い感じの2人に見えるのでこれはいい咲マリ本です。はい。
これ、『いかにして彼女をその部屋に招くに至ったか』でのギスギスした咲マリの出会い始め(18,19ページはをこの前作を思い浮かべるようなシーン)や、『幼女と少女in紅魔館』での休み方や他の紅魔館面子とのつきあい方がわからなかった咲夜さんを読み返してから読み直すとすごい咲夜さんの成長や、咲マリの距離の変化が感じられて更に良く見えるのでこちらも合わせて。。。
(ところで作家さんの描く同人誌の世界観って明らかに違うと描かれてないかぎり大体全部統一されてるものだと思っているけども、そうは読まない人も多いのかな?)