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東方同人誌感想とか書いてみよう 1029冊目

鏡花風月 蓮メリ ゆかれいむ ゆかゆゆ 小説 東方 同人誌

鏡花風月さんの『幻想で逢いたい』

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C89新刊『幻想が終わらない』の感想の前フリ。『ジムノペディが終わらない』と違ってこっちはメロンブックスDLで買えるよ。ってか前は『ジムノペディが終わらない』もあったよね?

何書いてもネタバレになりそうなので、最初からネタバレ注意。な本。

 

 

 

あらすじをどうまとめるかで、その人がどういう印象をこの本に抱いたのかが分かりそうな本だよ。自分はメリーによる決して救われない現実逃避の本だと思った、悪魔との契約って得てして救われないものです。

ゆかゆゆだって、ゆかれいむだって蓮子の代わりのためだけに機能している感じ、そしてそれは決して報われる事がない。悪魔はそれを分かっていたはずなのに、最初出てきただけであとは最後の方まで存在感がないから、読者すらそれを忘れてしまう。この構成が実にいやらしい毒のある構成。悪魔というオリキャラまで出してメリー/紫をいじめるこのやり方は結構ずるいと思う反面、面白いとも思うんだよね…。特に最後の霊夢の手紙のところ。

あそこは最初読むと”なんで霊夢が唐突にこんな事を……?”ってなったけども、冒頭を読み返すと霊夢が紫にとっての”大事なもの”になったからこうなったって事だよね。。

読み返してみてようやくちょっとは納得した(でもやっぱり納得しがたい部分もある…霊夢の行動はどこまでが”霊夢の自発的な行動”でどこまでが”悪魔との契約の結果起きた事”なのか、判断しずらい。わざとやっているのだろうけど。。)

 

読み返すとメリー/紫が求めれば求めるほどその対象は失われる契約にも見えてきて、やっぱり救いがない無限ループな話。。たぶん、蓮子がいないという現実を受け止める以外に救いの道はないのだろうけども、この先そんな選択肢を選ぶメリーは出てくるのかしら。。

 

とまぁ色々とぐるぐる考えこんでしまう本なので、心と時間に余裕がある人はどうぞ。。

 

 

あ。前にも言ったけどもpdfの電子書籍ってのは読みにくくてしょうがない、ってのがあるよね…pdfからの変換ソフト使って頑張ってみたけども、これは元のpdf自体が2段構成でどうやってもバラバラになってしまったので(上手くやれば出来るかもしれない…?)、結局pdfで読むしかないんだよね。

メロンブックスDLは他の形式駄目なのかな…全部画像データっての小説ってのもそれはそれで嫌だけど…。。

 

『幻想が終わらない』、の方は買ったきりまだ手をつけてないのでそのうちきっと感想を書きます…。『ジムノペディが終わらない』の方も……。