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東方同人誌感想とか書いてみよう 992冊目

ババソイヤーさんの『よいやみようかい』

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「ルーミアってさー、何なんだ?」

「……。何なんだ?って何なんだ?」

「いやホラ、例えばリグルは虫だろ?」

「蛍ね」

「ミスティア鳥」

「夜雀」

「──で、ルーミアは宵闇の妖怪」

「うん。」

「そのさ、「宵闇」ってなんだ?闇?夜?暗さ?それってモノなのか?モノじゃないだろ?生きてないだろ?なのに何でルーミアは生きてるんだ?何だ!?お前本当に生きてるのか?何なんだ!?誰だ!?」

 

チルノがふとルーミアに訊いた「ルーミアって何の妖怪なの?」という質問。ルーミアはすぐには答えられずにとりあえず霊夢のところへ聞きに行くも……。

 

ルーミアとは何なのか…?というテーマの作品は他にもいくつかあった気がする。まぁ大抵はEXルーミアへの前フリみたいな作品だった気もするけど…。その手のやつも面白いものの、こちらはEXルーミアには行かずに真面目に霊夢や紫がルーミアについて答えたような作品。ルーミアが自分の正体に本気で悩みだして怖がるところは色々と考察出来るようなところだと思う。

紫の”宵闇とは人間の持っている闇への恐怖が顕現化したもの”という言葉も霊夢の”アンタはただの世界の一部なんだから難しい事考える必要はない”の言葉もそれっぽい説得力があって面白い。紫の方はどこまでまじめに答えてるか分からないけどね。

 

大ちゃんの正体についても気になるのでいつか読みたい…。