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東方同人誌感想とか書いてみよう 977冊目

 『千夜一夜 ~Alf Layla wa Layla~』

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レミ咲合同誌、というよりCDもついているから合同企画。

この合同誌のすごいところは雑誌風に構成しているだけでなく、漫画も含めて全編フルカラーでやっているところ。しかも函付き。

ただ目次が存在しないしノンブルもないのでどれが誰も作品なんだか知らない作家さんは非常にわかりにくい…。まぁこれは感想書く時以外で困る点でもないのでいいか。

 

以下漫画作品の感想

はやぴーさんの「さくやがんばる ~ショッカー地獄の罠~」

ショッカーに拉致されたレミリアを助ける咲夜さん。どこまでがギャグなんだか分からない(全部?)、ような雰囲気で面白い。ライダーキック咲夜さんのかっこよさ。

 

芋川(L+)さんの「お嬢様は影響されやすいおとしごろ」

咲夜さんと立場を入れ替えて一日過ごす、と決めたレミリアの話。

 

つまり咲夜さんコスをするレミリアとレミリアコスをする咲夜さんが見られる話で、和やかな話なのになんか背徳感がある…。

 

「霧のジャコンヌ」

咲夜さんがレミリアにするお話、と手品。絵本?みたいな線が良い。

 

NCさんの「紅いお屋敷に住む 瀟洒なメイドと幼い吸血鬼の奇妙な関係」

レミリアの一日のお世話をする咲夜さんの話、ちょっとだけ性的な解釈も入り混じってるように見えるレミ咲でめーりんによるお話だったという楽屋落ち。実際はこのレミ咲はどうなんでしょうね…

 

「大人の吸血鬼マナー講座」

随所にコラムっぽいものや広告っぽいものが載っているのがこの合同誌の特徴。これもその1つ。大人の吸血鬼の嗜みをどこかで見たことあるデザインで解説。

こういうものを掲載している合同誌は他にもドロワーズ合同とかで見かけるけどもね。

 

katzenさんの「いつかひとつのよるのこと」

紅茶を嗜むレミ咲もの。見てもらうと分からない気がするけどもかなり独特の絵でフルカラーだからこそ雰囲気が伝わるような幻想的な構成。

 

「No Stars Over  Bethelehem」

たぶん咲夜さんが亡くなった後の話、レミリアによるひとときの回想。

 

レイぽそ(れいてぃ屋)さんの「無限の咲夜とレミィ三昧」

パチュリーの魔法実験の失敗で分裂してしまった咲夜さん。本物は1人だけ。レミリアは見分けられるのか…?

 

見分けられる理由も、咲夜さんが分裂した理由もすごいらしくて好き。結局レミリアの方が咲夜さんの掌でおどらされてただけの気も…。

 

ネジキリオ(ANGEL TYPE)さんの「よいこのレミリアげきじょう。」

わがまま放題なレミリアと咲夜とフランの2ページ漫画。

 

さやかたかつみ(さやかた紅茶館)さんの「ならば夜ごと打ち砕く!!」

レミ咲の出会い漫画。吸血鬼退治に来たもののレミリアがあまりに病弱で弱すぎて……

見ていられない咲夜さんはレミリアを着替えさせ色んな世話までしてしまう。

 

全編フルカラーで描かれるからこそ着替えさせられるレミリアの良さや、弱すぎるレミリアの良さやおせっかい焼きな咲夜さんの良さがすごく出ている。たぶんこの合同誌でしか読めない作品(フルカラー作品なので個人誌だと収録は難しいんでしょう)でこれのためだけでも手に入れた方が良いんじゃない…って思えるくらいの良いレミ咲。

 

はかまだすぎいち(笹車)さんの「あめいろじかん」

香霖から手に入れた絵具の使いみちをどうしようか悩んでいたパチュリーはレミ咲を仲の良いところをこれで記録する事にして…。

パチュリー視点から見たレミ咲、で嫉妬に溢れたパチュリーではなくただ観察してそれを楽しむパチュリー。紅魔郷異変の前の話っぽくてみんな仲が良さそうで面白い。

 

「エルミタージュ紅魔館」

レミ咲コス集。全くコスプレに興味がない人なので感想は特に…っていうとひどいかな…。

 

はっとりぃ(Genocide Kitten)さんの「Remily the Strange~blood sakuya~」

いつもわざとお茶をこぼして咲夜さんの反応を見て楽しむようなレミリア、それに我慢出来ない咲夜さんは……。

 

この作品だけアメコミ調なので左から右へ読みます。何の説明もないけどこの作者さんの作品を読んでいる人なら分かるよね?って事かな…

細っこいレミリアや咲夜さんが繰り広げるちょっとだけ大人っぽい世界。をアメコミ調で描くので他の東方二次創作にはない独特の雰囲気があるよ。