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東方同人誌感想とか書いてみよう 959冊目

椎の灯火さんの『黄色のぼたんゆり』

 

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暇だから妹紅の観察日記をつけることにした、といきなり言う輝夜。

当然妹紅はキレるものの、”だったら勝った方が負けた方の言うことを聞く事にしない?”と輝夜に提案されそれに乗って負けてしまい、輝夜に観察される羽目に。

妹紅がだらだらと日々を過ごすの見るだけの輝夜……、というかぐもこは一見平和そうに見えて……

 

以下ネタバレなので反転。

上中下巻とある本で上巻は結構ゆるい雰囲気(とはいえそれ以降ちょっと複雑になりそうな伏線もある)で、そこから壊れた輝夜について語られていく。

”妹紅と殺し合い以外がしたい”と思った輝夜は永琳に”まずは相手を知る事が大事”と言われてひたすら妹紅を観察に日記をつけるようになる。そして輝夜はそれが楽しくてしょうがなくなる。ところがそれを妹紅に知られて、”気持ち悪い”と一蹴されたところから輝夜はおかしくなって……。

ひとまず妹紅を殺すと妹紅は”輝夜が日記を書いていた”という記憶を無くす設定で、何度もこれを繰り返した末にたどり着いた上巻の筋。中巻が特に輝夜の壊れっぷりが出ている気がする。

慧音には笑顔を見せるのに、何で何度も遭っている自分には………と妹紅に言い出してしまう輝夜は壊れているように感じる一方ですごく弱々しい女の子っぽい表情で、かぐもこという特殊な関係を改めて感じさせてくれる…。この輝夜に対する妹紅の行動もかぐもこという関係じゃないと出来ないような行動、言葉で良かった。

結局急激に何かが変わったようには見えないものの、とりあえずこのかぐもこはこれでいいのだと思う。。