東方同人誌感想とか書いてみよう 925冊目

sugilightさんの『東方女子高生　冬の食卓』

委員会で家に帰るのが遅れてしまうので、妹達の食事を代わりに買ってきてくれない？と咲夜さんに頼まれた魔理沙。

こんなんだったら咲夜さんに声をかけるんじゃなかったと魔理沙は後悔するも頼まれたからには断れずに、咲夜さんのメモを頼りに食材を買いにいく（魔理沙の性格からして当然のごとく咲夜さんのメモはことごとく無視）。そして、食材を買った魔理沙が咲夜さんの家に着くとそこにいたのはレミリアとフランで……。

東方女子高生シリーズ3冊目　春（霊夢×魔理沙）→梅雨（橙×藍）→冬（魔理沙×咲夜）です。（さっきも書いたけどもあとで読む時にわかりやすいように(ry…）

あまり咲マリもの、として語られるのを見たことがない本ですがすごい咲マリものの中で好きな本なんですよね。

学園ものなので咲夜さんはレミリア、フランという妹達の面倒を必死で見ている苦学生。という設定が出来てしまうし、この設定がすごい美味しい設定だと思うんですよね……このレミフラの面倒を見る苦学生咲夜さんって設定だけで他に話が作れそう。

咲夜さんはすごい真面目にレミフラに接したんだろうなぁって想像できる反面、魔理沙はすごいフランクにレミフラに接する。その結果として最後に咲夜さんに怒られるのだけども、このレミフラに対する態度で2人の行動や性格の対比が出ていて咲マリとしてすごい面白いんだよね……。割と重くなりそうな咲マリテーマを気楽に読めるレベルとして描いているのも良いよ。

まぁ咲マリものっていうか子供のレミフラを上手くあやす魔理沙を楽しむ本かも……。初対面のはずなのにああ上手くレミフラをあしらえる魔理沙さんすごい。

咲マリが一番好きなカップリングなのにだいぶ数が少ないジャンルのは寂しい……（この感想を始めたのも咲マリ同人を紹介しよう→ついでに他のも紹介しよう…から始めたやつですし…感想1冊目から記事を読んでくれると大体わかります、という宣伝）。だったら自分で咲マリものを書けばいいとか言われそうですけどね……。