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東方同人誌感想とか書いてみよう 902冊目

 

たまに作者さんにここを紹介されると嬉しいよね。ありがとうございます。まぁ適当に感想を書いているだけですが感想の質の低さは分量の多さでカバーしてしまえ、と考えてやっているところです。。。

 

902冊目は暗殺者ゴリラさんの『ひと泡吹かせっ』

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弾幕アマノジャク後の幻想郷、針妙丸は博麗神社でみんなに愛されながら生活しているも正邪の方はボロボロになっていて……。そんな正邪を針妙丸はこっそり庇っていて……。

 

せいしん本って弾幕アマノジャク(と輝針城)をやってからじゃないと面白さがきっと半分くらいしか伝わりにくい本って多々ありますよね…。これもそんなタイプの本。みんなと和んでいる針妙丸の絵から一人ボロボロになっている正邪の絵に至るまでの流れはアマノジャクをやってから見てこその展開だと思う。(みんなアマノジャクをやろう。そして最低でも八日目まで進めよう)。

 

同じ異変を起こしたはずなのにその後の境遇が全く違う2名。針妙丸は正邪をかばうものの正邪と一緒には暴れたりしないあたり、かなりの葛藤が感じられる。それでも自分の身を呈してまで正邪を助けるんだよね。針妙丸は誰かれ構わず助けるんじゃなくて相手が正邪だったからこそ助けたんだと思う。きっと相手が霊夢でもここまではしない……んじゃないかな。輝針城異変前っぽい回想でのせいしん会話もお互いの弱さ

 

きっと正邪にも自分と同じように素直に謝ってほしくて、それで同じように正邪もみんなと仲良くできてこそ針妙丸の贖罪は完結すると思う。でもそれは正邪の性格からして絶対ありえないわけだし、このままだと絶対に針妙丸は理想に辿りつけない現実に耐えきれなくて壊れる気もする……けども針妙丸って東方キャラの中ではかなりのいい子キャラになっているし、そんな子が不幸な目に遭うのもあまり見たくない(これはこれでいいと思うかもしれない)ので、正邪との関係性も割となぁなぁで済ますこの感じがいいのかもしれない。

 

前にどこかで書いた気がするけどアマノジャク八日目のせいしんの会話は永夜抄EXでのレミ咲会話と同じくらい色々と想像できるいい会話だと思いますやっぱり……。