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東方同人誌感想とか書いてみよう 836冊目

Axion Channelさんの『境界線の想像可能性論』

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京都へ遷都し東京が荒廃しているような世界、そこで秘封倶楽部が活動していると非現実の世界へ迷い込み……。

 

どこまで夢でどこまでが現実なのか最後まで読んでも分からない本。こういうのこそ秘封倶楽部だなぁとも思う。

ざっと読むと

”京都へ遷都し、再び東京へ遷都する噂が流れている世界”

”人間はひとつ目で火星へ探検へ行った人類が帰ってこない世界”

”メリーが精神病院へ入れられて104号室へと放り込まれる世界、周りの声は聞こえるものの姿は見えない”

”メリーの夢に蓮子が挨拶しに来て別れる世界”

”メリーの退院が決まる世界(何の病院かは書いていない)”

 

という5つ(4つかもしれない)の世界が描かれていて全てを最後に描かれる世界のメリーの夢として片付ける事もできるけども、どれが真実なんだかはやっぱりはっきりしない。ひょっとしたら夢の世界ではなくて平行世界の話なのかも……。