東方同人誌感想とか書いてみよう 786冊目
まじかるちっくさんの『こいしちゃんのじさつ』
なんとなく今日しのうと思ったこいしちゃん。
死ぬためには何をしたらいいかまずいろんな人へ聞く事にして……。
ゆるい雰囲気のこいさと本を今まで描いてた作者さんのシリアスめいた本。
こいしちゃんは霊夢、アリス、メディスン、”布都に”死ぬためにする事”を聞いていって…。最初に霊夢が言っている事や、冒頭2ページはギャグっぽいのにだんだんシリアスになっていくので、こういうのも描けるんだなぁって。
結局こいしちゃんは自殺しなくて(ねたばれだ)、その”自殺を結局やめる”までのこいしちゃんの描き方がすごく印象に残る。見開きで続く白一面のページ→こいしちゃんの表情なんかは特にね。白一面のあのページは言葉にできないようなこいしちゃんのいろいろな感情を想像してしまう。