東方同人誌感想とか書いてみよう 739冊目
オルロイさんの『スカボローフェアと魔女』
子どもの時に母親から貰いいまだに魔理沙が開けられない箱、パチュリーに助力を乞い箱を開けるとその中には…。
元ネタを知らなかったけども、スカボロー・フェアという中世英国のバラードがタイトルの元らしい。本の内容もこの歌の歌詞の解釈についての内容で、これをしっかりとパチュマリに絡ませているよ。箱を開けられないまだまだ未熟な魔法使い魔理沙と、開けられる魔法使いパチュリーという対比がすき。
最後の意味をはっきり言わないパチュリーとその真意に気づかない魔理沙は今後のパチュマリを色々と想像できる終わり方。気づいたら魔理沙はどうするんだろうね。。
あとこの本は西島大介風の絵柄で描かれていて、この絵柄とパチュマリがまた可愛い。まさか作者さんは1年後に西島大介が本当に東方絵を描くとは思ってなかったんだろうね…。西島大介の東方作品については次の記事で