東方同人誌感想とか書いてみよう 702冊目
あんまり小説の東方二次創作を紹介してなかったのでいくつか続けて。いやまぁ小説についてあんまり読んでいるとは言えないけども、”あんまり読んでないから、知識がないからって感想を書かない”ってのはやっぱりよくないしちょくちょく書いていきます。
誰かお勧めあったら教えて!
小説だと読むのに時間かかるし、二次創作本よりも普通の本読む方がやっぱり面白いしってのが結構なハードルにもなっている気がする。
ロンリーカルトさんの『第三の眼は奇妙な気球のように無限に向かう』
地下から地上へと抜け出したいこいしちゃん。でもみんなはそれを引き留めようとする。そんな中、旧地獄で妖怪たちが乱闘し始める事件が発生される。お空すら被害者になってしまう。こいしちゃんはその中で自分を見つめなおし、事件を解決しようと動き…。。
『無意識に至る病』の補遺であり前日譚、みたいな作品であちらは漫画でこちらは小説。『無意識に至る病』も小説みたいな文章だなぁと思いつつ読んだ作品なのであちらがすんなり飲み込めたらこちらも楽しめると思う。こいし視点で”無意識を操る妖怪”や”地上に行きたいこいし”、その他色々と作者さんがただ好きそうな要素を入れ込んでいて面白いよ。哲学っぽい本を参考図書に入れている東方二次創作なんてなかなかないし、こいしちゃんにはこういう視点からの考察描写がよく似合う。
あと本のおまけについてたいたしおりのこいさとが素敵なので普通の本のしおりにも使いたくなる。