好きなことをだらだら書くブログ
最近東方の事しか書いてない

Twitter

 

東方同人誌感想とか書いてみよう 552冊目

Personal Colorさんの『午前3時の街で。』

f:id:hanbunningen:20150821231857g:plain

 

レミリアパチュリーの出会いの話をレミリア咲夜にし始める…。

 

妖専門の街、眼鏡をかけていた過去のパチュリー、それにちょっかいを出し始めるレミリア…。とかなりオリジナルな設定を組み込ませたレミパチェ本。レミパチェ出会いものはどうしたってオリジナル要素が入るけどね。

このオリジナル要素がレミパチェの最初の邂逅、それからの決闘という流れに非常に説得力を持たせているので面白い。見えすぎる眼を制御しようとしていた過去のパチュリー、という解釈をパチュリーから見える視界もきちんと描く事でなんかリアリティがある。

 

まぁいろいろとレミパチェの出会いを真面目っぽく描いてある作品だけども平たくいうと”パチュリーが気になったからナンパしたレミリアの話”にとれてレミリアの不器用っぷりが段々と目立ってくるような作品なような。パチュリーパチュリーで不器用だし。

特に最初の会話のところ、読み返すと他にもっとまともに話しかける方法あったよね…とか思ってしまう。でも運命が見えていたのならこの話し方が最適解だったのかな…とも思ったりで。

最後にレミリア咲夜さんに言った言葉はこの漫画に描かれていないこの後のレミパチェの仲睦まじいような過去を想像させるしね。

 

表紙のめがねなレミパチェの絵が好き。かわいい、とかそういう印象ではなく二人の仲の良さを感じられる表紙だと思う。本編を読んだ後だと特に。