東方同人誌感想とか書いてみよう 522冊目
こげコロッケさんの『永遠のあとに』
いつかは訪れる慧音の死、それがやってきた後で妹紅は…。
ストーリーに直接的な繋がりはないものの全体的に暗い雰囲気な『永遠になれない』
と対をなすような本(できれば両方セットで読もう!)。こちらは妹紅にとっての救い、ハッピーエンドをきちんと描いている。慧音とのきちんとした別れを描き、妹紅の罪の精算をきちんと妹紅が死ねる事で描き、最後はけねもこという形で妹紅にとっての幸せが描かれる。
妹紅が死ねるという理由をいろんな人との出会い、という形で説明するのがいい話になっていて良いよ。
(でも、暗い話になっている『永遠になれない』の方が好きだったり…)