いろはにさんの『恋雨前線』
霊夢と魔理沙の昔のお話。
れいまりの出会いもの、だと初め読んだ時は思っていたけども読み返すと別に”初めての出会い”を描いてはいなくて”知り合った初め~れいまりの仲が良くなるまで”の過程を描いたれいまりもの。だった。
最初は博麗の巫女、としての自分には誰も必要じゃない。と考えてわざと魔理沙を傷つけるような発言をして…魔理沙はそれに結構傷ついて…。からの結局それを無視してしまう感じに振る舞う魔理沙におとされていく霊夢さん。
これが魔理沙の回想の形で語られて、最後の絵がきちんとした伏線回収にもなっている。昔と今のれいまりをつなげる感じのいい話で終わるのですきな作品。