東方同人誌感想とか書いてみよう 425冊目
ハテナさんの『とら味パンケーキ』
『ちびくろさんぼ』に書いてあるとら味パンケーキの話題をする蓮メリとれいまり、秘封倶楽部の二人は昔のあったかどうか分からない記憶を思い出そうとし、霊夢と魔理沙は霊夢が巫女から普通の人間になるところを見届ける…。
一応短篇集という構成になっているけども全体を通して一つの話。っていう印象な作品。
ちびくろさんぼを読んでないのでモチーフの部分はよくわからず。とはいえ、”今は手に入りにくい本”を軸にしてそれを幻想郷と秘封倶楽部の世界で繋げているのは元ネタが分からなくてもすごく面白い。蓮子とメリー、紫と霊夢、どちらの記憶が先なのか?を明示していない気がするしエピローグ部分まで含めるとこれって無限ループな話になっているのでは、とも思えてくる。