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東方同人誌感想とか書いてみよう 374冊目

あみだ屑さんの『秘封倶楽部アスタリスク

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社会人となっている蓮子とメリー。取材のために田舎へと行くもののメリーには断られ一人で行く事に。そこで見たのは…。

 

これ、だれかの感想を見たい。と思ったのに検索しても出てこない。まぁ確かに感想書きにくい本でもあるけど…。この作者さんの秘封ものは曖昧な部分が多くて”これこそ秘封ものだよね”って思うもののどれも一言で上手い感想を言えるものではないよね…。一応ネタバレっぽいので以下反転。

 

田舎から幻想郷へと渡ったメリーは妹紅と輝夜に再会する。そこで蓮子は”昔のメリーに会いたいという気持ち”を抱き…その蓮子の前に学生時代のメリーが現れる…。そして蓮子は巫女服を着て、メリーやかぐもこと一緒に神社に仲良く過ごし…。

 

まとめるとこういう筋になって色々と整合性がつかなくなってしまう。

 

なんで学生時代のメリーが蓮子の前に出てきたのか?

蓮子は今の社会人のメリーを切り捨てたのか?

蓮子はこのまま幻想郷で巫女として生きる世界になったのか?

途中で出てくる霊夢っぽい後ろ姿や藍っぽい後ろ姿や台詞の意味は?

etc…。

 

全てを取材に行った先で蓮子が見た妄想として片付ければそれはそれで簡単な読み物になるけどもそれじゃ全然秘封っぽくないしそんな事を示唆する描写もないので、やっぱり描かれているものは全て実際に蓮子の目の前で起こった事、蓮子が過去に体験した事なんだとも思う。そして蓮子(霊夢)とメリー(紫)で幻想郷で新しい生活を手に入れるような話。として読めば割とすっきりとすると思うけどどうでしょう。

これだと外の世界にいるメリーを見捨てている読み方になってしまうものの、蓮子にとってのメリーは”学生時代のメリーじゃないと意味がない”って考えると納得がいくような…ちょっと強引すぎるかな。

他の人の解釈、感想募集中。