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東方同人誌感想とか書いてみよう 310冊目

『四季彩十花 ~東方花映塚 十周年記念 彼岸合同~』

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花映塚十周年を記念して(時間が経つのはやい)のこまえーき合同。

higane.skr.jp

 

以下漫画+小説の感想

 

結城えいし(月夜幻想)さんの「蒼 Prologue」

映姫と出会った記念日のために贈り物を探す小町、そこで出てくる思い出の写真について。最後の「咲 Epilogue」にも繋がるし、他の作者の作品にも繋がるようないい作品。

 

乾ぬい(蓮華座)さんの「わたしとあなたのあめのむち」

小町と一緒に甘味屋へ行きたかった、とぼそっとつぶやく映姫。それに素直に反応する小町。2ページだけども素直な小町と素直に言えない映姫の関係がよく出てて好き、。

 

えろ豆(ころもにゅ)さんの「映姫様の秘書的バイトすればこまえーきがタダ見できると聞きました」

仕事中の映姫様を無理矢理温泉に誘う小町、それをにやにやしながら見ている周りの人達。これも素直な小町と素直じゃない映姫っていうこまえーき。

 

桔月伽耶(なんとか屋)さんの「ココロ*ことば」

映姫に思いを伝えられない小町、そんな折に寺小屋で子供が飛ばしている紙飛行機を見て…。そんな風に手紙を紙飛行機にして映姫に飛ばしてしまえばいいと思い立ち…

肝心な事は言えないような小町とそれに気づかない映姫の話。小町が手紙を渡すところで終わるので映姫が読んでどう反応したか、どう返事したのかの解釈を読者に任せている。こういうのは色々と想像できていいよね。

 

きつね丸(葉々庵)さんの「巡り巡りて」

転生を繰り返す阿求を巡るこまえーきの話。何度転生してもやっぱり死ぬ事を怖がる阿求を慰める小町、阿求を過剰に心配しているように見える映姫。こまえーきというよりは阿求メインの話になっていて、この阿求が持っている不安の描き方が良い。

 

きなぎ悠(悠遊亭)さんの「ある夜のティータイム」

映姫の髪の毛の長さが左右で違うわけを描いたこまえーきもの。小町が髪を切る時に”いつも物事をはっきりさせてるような四季様だから髪くらいはアンバランスでいい”と思いそうしたって設定は素敵。

 

くりこ。(ぺろくま)さんの「かわいいひと」

四季様はかわいいとずっと四季様を見ている小町、小町の方がかわいいという四季様。という感じなのろけ漫画。

 

煎兵衛(煎餅屋)さんの「忘種」

休暇なのに人里に説教してまわる映姫、それを心配になってついていく小町。

なんだかんだで映姫が気になる小町とそれを敢えて振り払おうとはしない映姫って感じのこまえーき。

 

天地洋さんの「黄昏のゆりかご」

小説作品。

小町の回想で幻想郷の由来が語られる。それは紫と妖怪達の話でもあって…。

妖怪達を守るために幻想郷を作り、人間を殺める紫。その紫の覚悟が小町の視点から語られてこまえーき以上に紫についての印象が強くなる作品。一応こまえーき要素もあるけどね。

 

ながろ(万里の少女)さんの「1/6」

花映塚異変から10年たってもさぼっている小町を怒りにきた映姫、怒る映姫をからかう小町。映姫の反応は…。

小町を好きなわけでもなく(たぶん)ひたすら小町を怒る感じの映姫もまたいいよね。

 

びあんこさんの「躾」

犬のしつけ本を読みつつ小町を躾けようとする映姫、それにはまってしまう小町。

小町って犬っぽい反応を確かにしそうだよね。褒めればそのまま聞きそうだし。

 

水炊き(みずたたき)さんの「さきわたし」

川が増水して人間が流されそうになったのを見た小町、新しいお客が自分のところに増えるのは嫌だと思いその人間を助けて映姫に怒られる。死神の小町のやってることが人命救助だし色々と本末転倒なギャグっぽいようなシリアスっぽいような漫画。

 

ヤジマさんの「風邪の日」

風邪を引いた映姫を看病する小町を描いたこまえーき4コマ。

 

YASSY(やし屋)さんの「朝の公務前の準備運動」

朝の体操をする映姫を描いた漫画、だけどなんかちょっと卑猥な感じで進む作品。小町の表情がいやらしい。

 

ト部ミチルさんの「はじまりはひとつの」

オリキャラを使ったこまえーきもの。小町のお爺さんは真面目で小町はその真面目なお爺さんと同じ風に見られる事を嫌がっている。それを諭す映姫。って感じの作品。でも結局小町はやっぱり小町でサボり魔になったり…

 

結城えいし(月夜幻想)さんの「咲 Epilogue」

「蒼 Prologue」のつづき、贈り物をきちんと映姫に渡す小町。綺麗な最後になっている感じがして好き。