東方同人誌感想とか書いてみよう 304冊目
Lab*さんの『二人がいなくなった日』
いつものように諏訪子神奈子と食事をしていた早苗、けど突然二人の神様がいなくなる。
早苗は博麗神社に行けば何か分かるかもしれないと思い行くものの、そこで霊夢の冷たい言葉を受け…
早苗の元に神様はいるのに、なんで霊夢の元に神様はいないのか?っていう疑問から設定をふくらませた作品。
少女が成長する過程で”神様という保護者”は必要となくなり、もうひとり立ちさせるためにいなくなる。的な設定で霊夢はもうとっくにひとり立ちしているからそばにいる神様がいない、早苗はようやくひとり立ち出来たからいなくなった。という解釈で話が描かれる。
細かく考えると色々と突っ込みたい部分が出てくるような気もするけど、早苗の成長の話でもあり霊夢の成長の話でもあると思うので、その成長具合を感じられればいいと思う本。