東方同人誌感想とか書いてみよう 216冊目
劇団文七、トマカクさんの『東方小説書評集2014.8-2015.5』
タイトル通り東方二次創作小説の書評集。
期間が限定されているのでとりあげている数は少なめ。とはいえ10サークル11冊紹介されているので自分みたいにほとんど二次創作小説を読んでこなかった人としてはガイドとして助かるわけで(人はこうしてどんどん同人という沼にはまっていくのです)。秘封ものの小説書評が多い気がする。秘封は一番文章にしやすいジャンルの気もするしね。
でもこれ読んで読みたいと思った『こんにちは科学世紀』について調べると委託なしっぽくて…誰か貸して…ってなるね。。。
書評では言及されてないけど秘封倶楽部×安部公房ってなっているから気になる。「僕の棺はフォノトグラフに歌われる」は書評部分を読む限りは『密会』が元ネタになっているっぽいしね。
この手の書評集って文学フリマやコミケの評論島に行くと割とあるものの、東方二次創作だとあんまりないよね(『この東方同人がすごい!』、『東方同人誌マストリード100・のようなもの』 、『幻想論壇案内』くらいしか自分は他に持っていない。『東方コミュニティ白書』はまた違う気がするし)。もっとこういうの増えないかな…って前にも言ったね。とりあえず誰か東方合同誌全レビューみたいなものを…