東方同人誌感想とか書いてみよう 200冊目
TTTさんの『クリスマスはあなたと』
200冊感想書いたところでとても追い切れたとは言えない東方同人誌の闇の深さ。
そしていまだに誰からもコメントがつかない…まぁいいけど。本来同人誌感想って作者に伝えるものの気がするしなぁ(ネットでもコミュ障なので作者に感想とか伝えられない)
とりあえず200冊目は一番すきな(いつもいうけども日によって一番すきかどうかはころころ変わります)マリアリ本。
アリスはクリスマスに魔理沙のために贈り物を作る、でも魔理沙は霊夢と仲良くしていて贈り物を渡すタイミングを逃してしまう。そして霊夢が魔理沙に送ったプレゼントを八つ当たりのように貶してしまい自己嫌悪に陥るアリス。最後まで贈り物は渡せない。
これだけの小品なんだけどもアリスにとって全く救いがない。誰かが死ぬわけでも傷つくわけでもないのに”アリスだけが泣くくらい落ち込む”流れをすごくリアルに描いている。
友人としてしか自分のことを見ていない魔理沙、その関係が変わる事がないのを思い知らされるアリス。っていうマリアリは暗いけどもいいよね。暗いマリアリものとしてたまに読み返したくなるような作品。