東方同人誌感想とか書いてみよう 170冊目
すとらいぷぱたーんさんの『Love and Peace』
聖の元に助けを求めてきた人間、聖はそれに応え人間を助ける。
聖の元に助けを求めてきた妖怪、聖はそれに応え妖怪を助ける。
その先には…。
聖が封印される前の話。この人の作品はアニメの一シーンの切り取りみたいな構成をしていて、漫画とも絵本ともつかないような作品になっている。
ぱっと見は徹底的に妖怪側に立っているような聖を描いた作品、ともとれるけども別に妖怪の悪事を推奨しているわけでも人間を弾圧しているわけでもなく、ただどちら側にも”あるがままに”生きる事を出来るようにしているだけの気もする。最後の聖の笑顔に怖さを感じる。