東方同人誌感想とか書いてみよう 150冊目
しぐれえびさんの『その日 星は生まれて』
図書館へいつものごとく盗みにやってきた魔理沙。そんな魔理沙を捕まえるために小悪魔は奮闘し、パチュリーの努力のおかげで撃退に成功する。その後魔理沙が盗もうとしたものを久しぶりに見たパチュリーと咲夜は昔の事を思い出し…
普段ほとんど喋らないパチュリーに色々と話しかけられた事で嬉しくなる咲夜だったが、レミリアともっと楽しそうに話すパチュリーを見て…っていう過去の話。と話の続きをしようとする現代の話。
咲夜さんとパチュリーって仲が良いんだか分からないけれども(海運さんの作品の仲が悪いイメージが強いかも)、これみたいな微妙な距離感。って奴もありだと思った。普段のイメージとは違うパチュリーを見て意識してしまう咲夜。けれどもその気持も苦悩も決して外に出そうとはせず自分の中だけで完結させてしまう。これはすごく咲夜さんらしい気がする。