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東方同人誌感想とか書いてみよう 123冊目

赤色バニラさんの『わたしのおんなのこ』

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いつのものように霊夢に会いに来た紫、そこでいつものように霊夢と会話する。そんな話。

 

”妖怪と人間の境目”をこういった形で描いたのは斬新なような。普通の会話なのに途中のねたばらしを読むとそれがすごく儚く感じる。紫の行動に納得していないような藍、紫に嫉妬しつつも霊夢の前でははっきりと言わない魔理沙。それがすごくいい感じに活きている。

作中だとはっきりとは描かれるわけではないけど紫がいじった境界について”霊夢は知らない”って解釈になります。結局紫のエゴで霊夢を得ようとして手に入れられなかった。そんなゆかれい本。