東方同人誌感想とか書いてみよう 116冊目
みずたたきさんの『Life みずたたき総集編』
『ぎんなん低速移動』『ようよう白くなりゆく夢』『黴雨の憂鬱』『雨降る昼行灯』『夏は夜』『彼岸未遂』『秋に澄む枯寂』『レーウィンゾンデ』『私のマイ☆スター』『金色のちひさき鳥のかたちして』『なまくら小町』『夜心シンドローム』『Life』の13編収録の総集編。
この人は特にあらすじもないような日常のだらだらした会話、っぽい作品が好き。いや『彼岸未遂』『夜心シンドローム』みたいなのもいいけどね。あと函付きになっている装填もいい(いつの間にか函がなくなっているのは気にしない)
『ぎんなん低速移動』
色々な物を食べたり食べなかったりしている東方キャラ達の日常。めーりんのこういった扱い方はすき
『ようよう白くなりゆく夢』
ゆゆみょん小品。初恋というものを聞く妖夢に幽々子は…。
『黴雨の憂鬱』
フランの遊び相手となっている魔理沙、という展開だけどフランとレミリアの微妙な関係を描いている作品だと思う。フランが魔理沙と遊んでいる間、言葉もかわさずに何も誰にも言わずに博麗神社へ逃げるレミリア(違う?)。
『雨降る昼行灯』
レミパチェ小品。なんだかんだでレミィの相手するの上手いパチェさん。
『夏は夜』
妖夢の夏の話。この妖夢の咲夜さんに対する感情は一体何なんだろう?
『彼岸未遂』
花映塚チルノEDを元にした話。妖精であるため”死”がないチルノだったが映姫の話を聞いた事でそれについて思う事が多くなり…
結局チルノはチルノだった。みたいな話。難しい事考えない方がやっぱり似合うよね。
『秋に澄む枯寂』
”秋”について語る紫と霊夢、と魔理沙の話
『レーウィンゾンデ』
空を飛ぶ練習をしている子供の魔理沙と香霖の話。”空を飛ぶ理由”がある魔理沙と”空を飛ぶ理由”がない香霖が対比になってていい。
『私のマイ☆スター』
うどんげメインの映画、を幻想郷のみんなに見せるという話。これは元の『ニューシネマ幻想郷』を読んだ方がわかりやすいはず…。
『金色のちひさき鳥のかたちして』
妖夢対文のサイレント漫画
『なまくら小町』
こまえーき四コマ。サボる小町に怒る映姫という王道
『夜心シンドローム』
かぐえー本。それを飲んだら戻れない事を知りつつも蓬莱の薬を輝夜に渡す永琳の苦悩。
永琳の苦悩はこれでもかという感じで描くのに、輝夜の内面は一切書かれずに永琳へ言葉だけが描かれる。その言葉はたぶんきっと本当なのだろうなと思う。
『Life』
阿求と魔理沙、みたいな日常本。