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異世界転生ものの極北? 『信ぜざる者コブナント』のすすめ

 というわけで久しぶりの更新、東方同人の感想もそのうち再開しようと思いつつ読書感想から……。これ絶版なんだけども異世界転生ものが流行ってる今こそ復刊しないのかなぁとも思ったりする。

信ぜざる者コブナント 第1部 破滅の種子 上

信ぜざる者コブナント 第1部 破滅の種子 上

 
信ぜざる者コブナント 第1部 破滅の種子 下

信ぜざる者コブナント 第1部 破滅の種子 下

 
信ぜざる者コブナント 全6巻

信ぜざる者コブナント 全6巻

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 単行本
 
信ぜざる者コブナント 第2部 邪悪な石の戦い 下

信ぜざる者コブナント 第2部 邪悪な石の戦い 下

 
信ぜざる者コブナント 第2部 邪悪な石の戦い 上

信ぜざる者コブナント 第2部 邪悪な石の戦い 上

 
信ぜざる者コブナント 第3部 たもたれた力 下

信ぜざる者コブナント 第3部 たもたれた力 下

 
信ぜざる者コブナント 第3部 たもたれた力 上

信ぜざる者コブナント 第3部 たもたれた力 上

 

 「あなたは地獄にいるわけだ」
舌で唇を濡らしコブナントは答えた。「いや、ちがう。ご老人これがあたりまえだ。人間とはこんなものだ。とるに足らない生きものだ」まるで癩者の掟を話しているみたいだなとかれは思った。とるに足りぬ不毛はこの生のはっきりした特長だ。「それがこの生のありようだ。わたしはほかのひとりよもものごとのとりようを割りきっているだけだ」
「その若さで──はやそんな辛らつなことを──」
コブナントは長いこと同情のことばをかけられたことがない。その声にこめられた同情のひびきがかれの感情を高ぶられせた。怒りが静まったが、のどはまだぎこちなくこわばっている。「おい、おい、ご老人」とかれはいった。「われわれが世界をつくったわけじゃないのだ。わたしたちがしなければならないのはその世界で生きることだよ、いずれにせよ、われわれは同じ舟にのっているわけだ」
「もちろん、そうしてきましたよ」
しかし、乞食はかれの返事を待たず、鼻歌で不気味な節まわしを歌いはじめた。そしてその一節を歌いおわるまでコブナントを立ち去らせなかった。そしてまた話しかけてきたときには、コブナントの意外な気弱さを察知したのか、その口調は攻撃的なものにかわっていた。
「ではなぜ自分をほろぼさないのか?」

 

「なぜわたしはいかねばならないのだ?わたしはかかわりはない。おまえの愛する国にはなんの関心もないのだ」

 

さて、世の中には異世界転生ものが流行ってるみたいですが、たぶんダメな主人公が無双するような話がたぶんテンプレであるんですよね(実はよくわかってない)。それに差をつけるとしたらダメな主人公を更にダメにするか、異世界での活躍を無双しないものに変えるかとかになるのでしょうが、この『信ぜざるものコブナント』はダメな主人公をすごく暗い方向にもっていった作品。

主人公が癩者(今は使えない言葉かもしれないけどこの本ではこの言葉なのでこれ使います)で町からハブられている。そしてその主人公が異世界で健康な身体を手に入れて「やったー!」となるかというとそんなことはない。なぜかというと異世界の自分は現実ではない夢だと思っているし、それを受け入れてしまったら「現実世界の自分は何だったんだ?」という事になってすべてを否定してしまうことになるから。

 

 

 かれは自分の足がだんだん強くなっていくのに気づいたし、手の傷はほとんどなおっていた。傷の痛みもほとんどなかった。それでも神経は依然として生きている。爪先でソックスの先をさぐることができたし、微風を指先に感じた。しかしこの説明できない生きている感覚が逆にかれを激高させる。それは健康と活力の証拠だ──それなしで生きようとみじめな長い訓練に歳月をついやしたのだ。それがいまおそろしい意味をもってかれに押し寄せてきている。それはかれの病気を現実に否定するように思われる。そう思うとかっと腹がたってくるのだ。

しかし、それはあり得ないことだ。あれかこれかだとかれは思う。その両方ともではあり得ない。自分は癩者だ。そして夢をみているのだ。それが事実なのだ。

その二者択一にもかれはがまんができない。もし夢をみているのなら、まだ正気を維持し、生きつづけ、たえられもする。しかし、もしこの国が現実であれば、かれの長い癩者としての苦難も夢になり、かれはすでに狂気であり、望みはないということになる。

どんな信念でもこれよりはましだ。どんな説明も受け付けない「健康」に屈服するより、少なくとも自分にはわかる正気を求めて戦うほうがましだ。

 だからこの本の主人公は異世界の方がどんな目にあおうとも、現実世界でどんな目に自分があおうとも現実世界の方を優先するし、それなのに異世界の方で人が死んでしまったらその喪失感を苦しんだりする。

このどうあろうとも異世界での活躍をすんなり受け入れようとしないこと、「それなら現実世界でどうやって癩者のコブナントが救われるのか?」という感じの事をどうなるか期待しつつ読む本。で事実最後にはきちんと終わるので、設定が暗い異世界転生ものを読みたい人なら読んでみてほしい本。特に「たもたれた力」で出てくる「目の前の現実世界の少女と危機に迫った異世界のどちらを救うか?」という話なんかそれだけでほかの話にもできそうで好き。

一応邦訳がここまでというだけでまだ続きはあるみたいですが、これはこれで6巻で綺麗に終わってます。

でも絶版なんですよねぇこれ。復刊しないのかな(最初にもいった)

 

マリオメーカー2対戦モードステージ紹介ツイートまとめ

マリオメーカー2のレート戦ばかりやっていて時間が吸い取られるような日々です。

レート戦のステージは一発勝負というかなぜか最後にコースIDが出ない仕様なので再び遊びにくいのですが、ツイッターでいろいろと紹介してくれる人がいるのでそれを紹介。あとでたどるのはめんどくさいしね。

 

*Twitterは埋め込みツイートを貼る事で許諾なしに紹介する事ができます。リツイートに許諾がいらないのと一緒。

 

・スイッチを誰かに押させて自分だけ…というあさましい争いをするために作られたステージが結構出てきて結果このような争いを割とよくみるように

 

 

・そしてスイッチを誰かに押させて自分だけ先に進もうとする人が続出した結果。騙し合いですね。

 

 

 

 

・わるい人が勝つゲーム、因果応報をくらうゲーム? こういうのがあるからたのしいよね。

 

 

 

 

マリオメーカー2のレート戦のすすめ これが人間のあさましさを体現したゲームです

 というわけでマリオメーカー2の紹介。

 

スーパーマリオメーカー 2|オンラインコード版

スーパーマリオメーカー 2|オンラインコード版

 

 このゲームには1になかったみんなで対戦というモードがあって、要はランダムで選ばれたみんなで作成したコースを1位になる競争をするモードなんですが、それがとにかくみんなで仲良くゴールを目指そうといった和気あいあいとしたモードではなく、とりかく相手を蹴落として出し抜いていこうとするモードと化していて人間のあさましさが非常によく出ているモードになっていて、いやまぁ嫌いな人は嫌いでしょうがやり続ける人はやり続けるようなモードになっていてたのしいですよ。だって負けると悔しいもの。勝つまでやろうってなる。

4人対戦用のコースは出し抜きあいのない技術力コースになってるんですが、全ての制作ステージからランダムで選ばれる仕様になっているのでそうじゃないステージを引いた場合の争いがまたね。そして圧倒的にそうじゃない1人用ステージが選ばれる率が高い。

できるだけ多くの人にこのレート沼に浸ってほしいのであさましい部分や小ネタを紹介していきます。いちおう自分で動画溜めといたのはあるけどそうじゃないのは他の方々の動画で紹介。

 

・レートシステムがある。

 

まず大前提、勝つとレートがあがって負けると下がります。0からスタートで1000あがるごとにD→C→B→A→Sみたいにあがっていきます。

計算式は独特でDランクの時は勝つと150くらいあがり、負けても3くらいしか下がりません。つまり50連敗してようやくレートがさがるやさしいシステム。D→Cはまぁストーリーモードクリアできれば行けるのではってレベルなんですがどうでしょう。

これがBランクになると負けると20くらい下がり勝つと60あがるという風に厳しくされて最初は「勝ってレートがかんたんにあがって楽しい!」からだんだんと「レートが上がらない……」という沼に至るわけです。

Bランクくらいまでいってゲームやり始めに負けて、最初のレートに戻そうとなんて考えてしまった任天堂の思うツボです。レート沼へようこそ。

さらにレートを戻そうではなく、だんだんとレートをあげようなんて考えてしまうと……。

どんなプレイヤーでもどんなゲームでも身の丈レートというのはあって、それをあげようとするとどうなるかというと……。ねぇ。

まぁ旗のあるステージ限定ですが「相手がゴールしても数秒間は猶予があってその間に自分もゴールできれば4くらいしか下がらない」というのと「誰もクリアできないステージはレート変動なし」という救済措置もありますけどね。

 

 

・鍵やゴール条件のみにくい奪い合い

ステージによっては鍵やゴール条件(クリボー何体倒せだったりコイン何枚集めろだったり)、というのがあって、先にとったもん勝ちだろとやってない人は思うのかもしれませんが、なぜか「鍵やゴール条件を持っている人間を踏めばそれを奪える」という設定になっていて、これでみにくい奪い合いがわりとよく発生します。

鍵の前で奪うためにガン待ちしたり、それを防ぐために鍵を持っている人間が画面外まで逃亡したり……。鍵を持っているプレーヤーを倒せば鍵は誰も持ってない状態になるのでノコノコ甲羅で倒そうとしたり……。

特にゴール条件が難しい条件なのに、1人だけにまかせて達成されてそれを最後に奪い取るとなると……。やられるといやだけどやると楽しいよね。という人間のあさましい部分が見えますよね。

 

 

 

・ON/OFFスイッチとかいうゲーム理論を体現したようなシステム

まぁON/OFFスイッチが最初にあるようなステージがそれなりにありまして、誰もが考えるわけです。「先に誰かに押させて自分は先に行こう」と。

それがどういう結果を生むかというと……

あとあまりだれかが先に行き過ぎると自爆覚悟でスイッチを押して進路妨害をしたりする悪魔の所業をする人が出てくるのでこれがまたねぇ。1人用なら絶対に生き残るタイミングで後ろでスイッチおされるとどうしようもない。Pスイッチステージも似たような事がおきます。

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 ・相手を持てる、投げるという新しい操作

対戦モードや協力モードじゃないと出てこない操作で、相手のいる方向キー+Yボタン+Rボタンで持つ、さらにRボタンで投げるという操作があります(ただし初代マリオではできない)。ぶっちゃけB帯くらいからはこれをできるかどうかで割と勝率が変わってくる気がする。相手を持って針にぶつけたり、リフト移動中に持ち上げて蹴落としたり、ゴール前で投げて逆転したり利用法はさまざま。

いちおう十字キーを左右ぐにぐにと教えて解除できるのですが、それでも持った方が有利な状態には変わらない。とりあえず動くまくって持たれないようにしましょう。

 

 

・ヒップドロップで相手をけ落とせる

3DワールドとNewスーパーマリオでのみある動作、ヒップドロップを当てる事で相手を1マスずらせる、つまり鍵待ちでドア前にいる人間をけ落とせる。あと前述の投げ動作と合わせる事でスネークブロックステージが地獄絵図になったりすることもまぁあります

…。いやこういうゲームだったっけマリオって。

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ヨッシーで相手を食べる

投げられる動作を防ぐためには適当に動き回っていれば難易度があがるので、投げられにくくなるのですがヨッシーで食べる動作はもう単純に普通にボタン押すだけなので防ぎにくい。食べて穴に落としたり単純に逆方向に落として順位を逆転したりいろいろと。ただし相手もヨッシーに乗っている場合は食べる事ができません。

 

・ビルダーマリオで道塞ぎ

3Dマリオでないと出ない操作なので知らない人も多そうな操作、B+上ボタンでブロックを2個まで生成できます。これでどうするかというと1位になってる時に土管の出口を塞ぐ事で後続が絶対に追いつけなくなります。ひどい。

こんな妨害用途ではなく、これ前提じゃないと進めないステージもあるから覚えておかないと積む時がある。炎のある場所にブロック出して進んだりね。

 

 

・クレーンは1人乗り

本来元のゲームにはなかったギミックもあって、クレーンもその1つ。ただ乗って進むだけのギミックなんですが「1人しか乗れない」という仕様になってます。なので強制スクロールステージでギリギリまで待って相手を乗せないみたいなプレイができたりする。ただし、クレーンに乗れないだけであってクレーンを乗っているプレーヤーを踏んで先に進む事はできたりする。結構難易度が高いけどやらざるを得ない時がまぁあったり。

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・相手を踏み台にしてルート無視

相手プレイヤーができるからこそできる荒業、本来鍵がないと進行できない場所だったりを他のプレイヤーを踏み台にする事で無理やり通れる。他のプレイヤーはほぼ積みます。

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 あと相手のジャンプ予測ができれば先読みで踏んで逆転ができる。コインを頼りに相手の操作が予測できるコースでこれが決まればすごいたのしいのであきらめずにやってみましょう。

これはかなりたまたま決まった感じですが、逆転の目があるならやらないよりは試した方がいいはず。

 

 ・敵を倒さないで進む

これは自然とレートをやってれば身につく気がする。基本的に雑魚敵は倒したら復活しません。だからわざと倒さず進む事で後続の難易度を下げないという地味な嫌がらせができる。ハンマーブロスがいるステージなんかでこれができると強い。はず…。

・キノコ待ちと2個とり

キノコが出るブロックの上にいる事で確実に「下にでブロックを押す人間より早くとれる」という。もちろんそれをいやがってブロックを押さない人もいる。

それと複数対戦の時は同じブロックから複数キノコは出るけど「人数分」しか出ない縛りが存在する。それを逆手にとって自分が複数個とってしまえば後続はとれなくなるので後続のステージ難易度を少しだけあげる事ができる。

あまり言及されてるの見たことないけど結構レートで使えるものだと思う。性格が悪い人が勝てるゲーム。。。

 

・デスワープ

スタートからやり直すボタンを押す事でスタート地点に戻れます。これ本来はただやり直すためのボタンなんでしょうが、上に上げたON/OFFスイッチステージなんかで素早くやり直しを押してたらひょっとして自分だけが素早くやり直しが使えるのかも?とか思ってしまった。実際にやってる人は見た事ないのでどうなんでしょう。

 

・全員が詰むのがわかりきっている

・そのまま死ぬよりもボタン押す方がはやい

・やり直すボタンを押すという判断がここでできる

という初見殺しみたいなステージだとほんのちょっとだけ有利がとれる……かも?

と記事書いてて思った。短い時間で3番目の思考にまでいくのはかなり難易度高いでしょうが。

 

鍵がスタート近くにあるステージで誰かが鍵をとった瞬間に使うのはまぁありかもしれない。ただしその鍵がスタート地点で使われるとは限らないのでギャンブルかも。鍵がゴールに必要ないのに置いてあるステージとかままあるし。

 

・ラグがひどい時がある。

これは改善してほしいけどなかなか難しそうな問題。

とにかくラグがひどい時がある。4人対戦だから仕方ないのかなぁと思ったけどよく考えるとスプラでここまでの頻度でラグったりはしない。なんでだ。

ラグのせいで微妙な操作がずれたりして死んだりするのでこれがまたね…。しかし相手もラグいのは一緒なので平等といえば平等なのかもしれない。

まぁレートが低い人にラグ使いが多くなる(切断でレート100持っていかれるはず)ので、レートをあげれば相対的にラグ使いは少なくなる気もする。

 

・操作方法が原作と違う事がある。

特にワールドのスピンジャンプとヨッシーからジャンプする操作はAではなくL/Rボタン

あと「甲羅をかぶる」という原作にない動作は持ったまま下ボタン

ノコギリのギミックはスピンで踏めないようになっているなどちらほら変更点があります。

知らないと詰む時があるので覚えておきましょう。

 

とまぁこんな感じで他にもいろいろな要素だったりはあるのですがとりあえずここらへんで。いやまぁ実際やると楽しい……わけではなくて「勝った対戦が楽しい」んですよねこのモード。その楽しさをつかむために勝つまでやろうかなとなる。

 

悪魔みたいな妨害の仕方がはびこっていようとも、自分もそれをできるわけでそれがぴったりはまった時の楽しさがまたね。勝率3割いかないくらいとかそれくらいであんまり自分も勝ててるわけじゃないけどそれでも勝ちの楽しさは負けの悔しさにまさるよ。そして時間が過ぎていく。

 

というわけで、できるだけみんなにもこのマリオメーカー2の対戦モードの楽しさを味わってもらおうとした紹介記事でした

いや、たのしいよ?

東方同人誌感想とか書いてみよう 1348冊目

少女恋歌さんの『君が来たら。』

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じゃれあってくる紫を追い出したら来なくなって悶々とする霊夢な本。

 

あんまり強くからかっちゃいけない愛玩対象?みたいな霊夢っていいよね。

ちょっとからかうと怒ったり落ち込んだりする喜怒哀楽の激しそうな霊夢がかわいい。

あと紫にだけこんな態度とるんだろうなぁみたいなところもまたかわいい。

とまぁいろんな感情をむき出しにするかわいい霊夢が見られてたのしい。

 

山田太郎候補が言っている高橋和希の騒動についての発言についての文字起こしと所感

とまぁ本題に入る前に、この黒字の部分が自民党表現の自由に関する憲法改正案で、これに反対している自分は候補者がいくら何を言おうとも自民の比例候補に入れるつもりはないのであしからず。。。

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http://satlaws.web.fc2.com/0140.html

 

しかしまぁ山田太郎候補が言っている事はまぁ理屈は通っているし、入れたい人は入れればいいのではとも思う。

そもそも動画できちんと高橋和希先生の事について触れているのになぜか確認もせずに「山田太郎高橋和希問題をスルーしている!化けの皮が剥がれた!」とか言い出す人をTwitterで見たりするのできちんと文字にして紹介してみようと思った次第

 

 

以下コメント文字起こし↓

:山田太郎

あのー、実は遊戯王の話に関してはすごくネットの中で私自身がこれについて触れてないというクレームというか、コメントがめちゃくちゃ多くなりまして、ちょっとこれについては触れとこうかと思ってます。扱うことにしました

 

まずですね、結論からなんですけどもいずれにせよ、どういう発言であったにせよ、例えば政権批判をですね含む発言であったとしても表現は自由に保証されなければいけないと思ってますし。ただ、その発言した内容に関しては責任が伴うと、いうことなんですね。

あのー、表現が自由だからといってなんでも言っていいかというと、確かに発露という事に関して、その部分に止めるという事はしてはならない。ただし、言った内容は結果として責任を持つことはある。

逆に言うと、こういう結果が予測されるから、最初からこういうことは言ってはいけないということを法律で作ってしまえば、それは内心だとか信条にまで影響する内容になりますので、そのバランスですよね。

で、今回はですね。表現の自由は何なのかとか、誰からその表現が、まぁ例えば侵されたのかとか、ちょっとそういうところがポイントになるかと思っています。

で、私自身がもし表現の自由に関して闘うとすると、この高橋さんのですねいわゆる表現がいわゆる公権力。ですね。いわゆるメディアも含む、まぁメディアも第三の権力だと思ってますから。公権力からですね、いわゆる批判をされ、あるいは圧力をかけられ、止められ、変更をさせられるということになるのであれば、これは表現の自由として、私自身もまぁ強くコメントしようと思っていましたけれども、基本的に本件は民間対民間っていうんですかね。その高橋さんが発言されたことに関してネットの中で「おかしんじゃないの」っていう声があって、結果的にまぁ高橋さんもそれについて謝罪をしたという事なので、ここに対してどちらがどうとかいう事を当初から立ち入るべきかどうかという事でもありましたので、特に取り上げてはいませんでした。

で、取り上げなかった内容が、言った内容が政府批判だった、からという事で私が意図的に取り上げなかったわけではありませんし、まぁ触れるとしたらいつも私のやり方というのは、たとえばこういうさんちゃんねる(*山田太郎のチャンネル名)とか、いわゆるニュースの一環としてですね、取り上げてそれについてコメントを言う、という風にこれまでやってきたんですが、まぁたまたま選挙期間中でして、すべてのニュースは、ご存知の方はみなさん多いと思いますが、とばしていた。という事もありまして、まぁ特にこの問題は取り上げなかったんですが、取り上げない事に関してまぁ特に意図があったわけではないという風に思ってます。

ただ、ずっと見てるとですね、この「コメントをしない」という事に対して、すごくちょっと異常とも思える反応がありまして、まぁ些末だからいうことではないし、政権批判だからいうことではないんですけれども、なんていうんですかね。逆に言うと表現の自由っていうことを表明している政治家や活動している方。まぁ今私は政治家というよりはちょっと半端な立場なんですが、もちろん今回ここに出てますから政治家に足を突っ込んでいるようなもんですけど、私にだけにですね批判が集中したというのも、逆に言うとですね、今まで表現の自由に関してまぁすごい期待は高かったのかなと。

これはですね、私に対する批判の声も含めて、頂いた方もまぁなんていうか感謝というか、そういう風に、そこまで期待をされて。

ただまぁ逆もありきで、これからいろんな人の発言に対して、あらゆる人の発言に対して、全てコメントが求められる。特に政府批判をした事に対してその結果までですね、1つ1つ公権力がですね、まさにこう抑えたとかシャットダウンしたとか、ブロッキングしたとか、変更させたとか、圧力かけたとかであれば、これはもう表現の自由として私も一緒になって闘うところだと思いますが、えーちょっとですね、これについてはどう扱えばいいのかなというところは、まぁ分かんなかったというか、難しいところもあったと思うんですが、ただまぁこれだけですね批判を頂ける方も含めて、そこまであらゆる発言に関して期待されていて、いわゆる話題になるということはすごいなと。

あのー、他の人は全く言われないわけですよ。

野党で表現の自由でいろいろやってるその人達は全く言われないのに、私だけが徹底的にですね、しかも看過できなくなったのは、私を支持して頂いている方にまで「触れるべきだ」という、相当広がってきちゃったんで、これは確かに答える必要があるなと。

という風には思ってました。

あのー、ただ今後ですねまぁもし政治家として今回受かればこのいわゆるさんちゃんねる、というのはまぁ毎日放送ではないんですけど、続けていくつもりではありますが、どうしてもニュースは溜めないとしょうがないです。すべてのコメントは...うちはいわゆるニュース機関とか報道機関ではないですので、ただその、まぁ1つ1つ拾ってですね、あるいは確かにコメント頂いてこの件についてはどういう風に考えているの?という感じで聞いてもらえれば僕もまぁ答えられるべきことについては答えてこうと思ってます。

 

:坂井祟俊

確かにあれですね、じゃあ僕と山田さんでニュースがあって「表現の自由」とかそういうキーワードがあるとお互いのLINEに送られてくるようになってるんですよ

:山田

そうですね、なってる。

:坂井

それ、1日15とか20とかメニューが送られてくるから....これ全部....それ表現の自由ってキーワードだけじゃないんですけど、それ全部触れてたらまぁ大変は大変ですね。

:山田

ただまぁこれは相当期待があったということ、なんだという事という風にポジティブにとらえてですね。

:坂井

まぁでも、これは山田さんどう思ってるかわからないんですけど、僕はまぁあれですよ、ここ(*配信スタジオ) にあるキャラクターもある意味政治利用っていや政治利用じゃないですか、で、これはまぁたぶんそれを描いた人はそういうつもりで描いているんだから別にこれはまぁいいんじゃないかなという風に、僕自身は思います

で、まぁこれ(*高橋和希先生の絵)は商業的なものなので、そこはちょっとやっぱり影響大きいですよね。僕がへのへのもへじを描いてそこに描くのとはまたちょっと違うレベルの問題

:山田

ただまぁ、僕、高橋さんは、これね、わかんないですよ、会った事もないしどういう信条持たれてるかよく知らないんですけど....最終的には謝る必要あったのかな、という感じもしなくもない。

ただ、キャラクターに言わせた事に関してもしかしたらそのキャラクターとの関係、政治的な内容という事...御本人がなんか出てきて喋ったという事であればそれはもう当然自由なんだけども、まぁキャラクターに喋らせたということがまぁいろいろまぁあったのかな。という風に思ってます。はい。

まぁなんか私自身に関しては政治的な内容に関しては、特に別にまぁ謝る必要はない問題なんじゃないかなぁ。と思ってもいますし....思ってます。じゃあまぁこれでよろしいでしょうかね。

 

とまぁこれを読む限り山田太郎候補の立場「公権力(マスコミ含む)による表現規制を許さない」という立場であって、たとえば解同てんかん協会や黒人差別をなくす会など在特会が何をどう言おうとそれは関わらないみたいな立場にも思う。

もちろんこれらにいちいち反応するのは非常にめんどくさいだろうしきりがないので「公権力による表現規制を許さない」という立場を前面に押し出してあとはその都度言う立場なのかもしれない、ちょっと山田太郎候補の細かい主義主張はよくわかってないので(なんかコミケ言ったらいた人というイメージくらいしかない、あと維新と揉めた人というイメージ)、詳しい人いたら教えてください。

そもそも議員になったとして仕事はこれだけではないだろうからいちいち細かいところまで言わなくなる可能性のが高いような。

あとこの動画で本人も言ってますが野党側にも表現の自由を掲げる候補者はいるので、別に山田太郎に入れない限り表現の自由が侵されるというわけではない、はず……なのですがそもそもいろんな事の積み重ねの信用度でなんというか差がおもいきりついている感じがしますね。これはもう1年や2年そこらでなんとかなるわけでもないし選挙期間中に信用を回復するなんてできっこない。ただまぁ表現の自由を掲げる候補は探せば別にもいるという事だけ知っておいてもいいのでは。

そもそも表現規制しようなんて言ってる党はNHKをぶっ壊せとかいってるN国くらいでしょう……

 

とまぁなんか「山田太郎高橋和希について何も言ってない」みたいなデマっぽいのを否定するためだけに書こうとしたら長くなってしまった

 

最後にこの本を紹介して終わります。表現規制は決して公権力だけが行っているわけではない事がわかりますし、いろいろ考えされる実例が載っていますの興味ある人は。

改訂版 実例・差別表現

改訂版 実例・差別表現

 

 

東方同人誌感想とか書いてみよう 1347冊目

ナナシノ十字星団さんの『それが宇佐見蓮子という生き方』

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進路に悩むメリーと悩んでなさそうな蓮子な話。

 

「他の子と遊べばもっとうまくできるだろうに、なんで自分なんかと………」みたいなめんどくさそうなメリーってありそうでなかなか見ないタイプのメリーがかわいい。

そしてお互い悩みは違えど結局秘封倶楽部の活動を楽しむような2人っていいよね。

それが現実逃避であれなんであれ楽しんでいる蓮子とメリーはいいものです。

東方同人誌感想とか書いてみよう 1346冊目

スライディング銭湯さんの『今日はお休み』

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同棲せいしんのろけ本。

 

いやまぁのろけ……というのかはわからないけど、正邪が好きな針妙丸と、割と素直じゃないけどなんだかんだ一緒に行動する正邪って組み合わせで1つ屋根の下にいたり外にでかけたりするのを見ると、こういうせいしんもありかな…と思ってくるよねぇ。過剰にスキンシップをとろうとする針妙丸が正邪とセットでいることでさらにかわいく見えるようなそんな感じです。